第19話 少年たんてい「つるぎ」(1)

文字数 952文字

きえた絵のなぞ

 今日からぼくは新しい学校。先生が説明してくれる。
「今日から仲間になる、も田つるぎ君です。やさしくしてあげてください。」
「は~い。」
ぼくは、みんなの前で一礼した。そして自己しょうかいをはじめる。
「こんにちは。そしてよろしく。ぼくは、つるぎ。つるぎ、またはつるぎ君とよんでほしいです。」
「よろしく。」「仲良くしよう。」
クラス中から声があがる。いいふんいきになった。とりあえず席についた。となりの子は、ゆりという子だそう。やさしそうな子だ。
「よろしくね。つるぎ君‼」
「よろしく。」
とりあえずあいさつをしないといけない。一時間目のじゅぎょうは算数。ぼくは、国算理社英などいろんな分野がとくい。それに今日は、月曜日。たちひださんにあえる日なんだ。会う前に事けんがあったら、けっきょくあってしまうけど。てんこう初日は、あまり退室をしたくない。2時間目は、国語。なにかの動物のことが書いてある文を読み取るらしい。とてもかんたん。スラスラとける。
「ブブブ、ブブブ」
「あっ」
ポケットでかすかなしんどうがあった。やばい。なにかじけんがあったらしい。
「先生、退室します。」
みんなは、おどろいたらしい。みんなが見てくる。ぼくのことをマイナスに思っている人が多いだろう。でもしょうがない。電話にでた。
「もしもし。つるぎです。はい。はい。わかりました。すぐにむかいます。」
ほんとに事件だった。びじゅつかんにドロボウが入ったらしい。しょうがない。今日は、帰ろう。
「先生、少し話があります。」
手まねきをしたら、すぐにきてくれた。
「実はしごとが入ったんです。みんなには、ないしょにしていただけますか?」
「いいですよ。がんばってください。」
先生は、とてもやさしかった。みんなにだまっておくと、友達はできなそうだ。でも事件かいけつが大事。ランドセルに荷もつをまとめてかいだんをかけおりた。ぼくは、自転車をきょかをとってもってきてもいいようにしてもらった。自転車のペダルをこいで事件があったびじゅつかんにむかった。
                      続きは明日☆

補足説明
 たちひだしょちょう つるぎのことを認めてくれているおじさん署長

追記
 結構長編です。細かい話が何個かある感じ。
 小学4,5年生のときに書いたものです。
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