第24話 少年たんてい「つるぎ」(3)

文字数 971文字

れんぞくしょうがいじけん

「ブブブ、ブブブ。」
「もしもしつるぎです。わかりました。むかいます。」
今日は日曜日。何かのじけんがあったらしい。事けんげんばは、ふつうの道路。ひがい者は、たくさんいる。わかい人からおとしよりの人まで。内容は、道路をとおった人を次々とおそっているらしい。事けんげんばにはすぐるもいた。ぼくはすぐるといっしょに事けんをかいけつすることにした。
「つるぎ、つるぎはどうきを何だと思う?」
「たぶんだれかの持ち物をめあてにしているのだろう。犯人は何かをさがしているんだよ。」
「そうか。」
ぼくたちはいきずまってしまった。そしてひがい者たちに話をきいてみた。
「ぼくは、バスからおりてあそこを歩いていました。そしたら後ろからかぎはどこかときいてきたのです。わかりません。といったら、ぼくをたおしバックをあらしていったのです。」
犯人はなにかのかぎが必要なのだろう。理由はわからないけれど大事なのだろう。もう夜になったのですぐると別れて家に帰った。

朝、学校に行ったら、すごいことになっていた。ニュースにぼくたちがうつってしまっていたのだ。
「おい、つるぎ、すぐる。おまえら何者なんだよ。けいさつとそうさしてるんじゃないか。」
「しらないよ。ひとちがいじゃない?」
「ひとちがいじゃねえよ。ちゃんとうつってんじゃんか。」
ぼくとすぐるはだまってしまった。なんとかにげ切って先生にそうだんしてみることにした。
「先生、ぼくたちのしょうたいがみんなにばれちゃったんです。」
「そう。どうするの?はなす?ひみつにしとく?」
「ぼくは、みんなのごかいをふせぐために言った方がいいと思います。」
「ぼくも、言った方がいいと思います。」
ぼくは決心していうことにした。みんながどう思おうとべつにいい。先生が言ってくれた。
「みんな、すぐる君とつるぎ君から話があります。」
「みんな、だまっていてごめんなさい。」
「ぼくとすぐるから大事な話があるんだ。」
「さっきテレビにぼくらがうつっていたことなんだけどね。」
「ぼくたちは、」
「「少年たんていなんです。」」
みんな口をあけてポカンとしている。やっぱりおどろくよね。むりもない。その日のうちに学校全体に広がったと思う。
                      続きは明日☆

追記
 本題に入る前に終わっちゃったー
 この話は三回に分けます

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