第22話 少年たんてい「つるぎ」(2)

文字数 831文字

学校でのじけん

ぼくは、学校に行きたくない。なぜかというと友達がいないからだ。でも学校に行った。
「おはよ!つるぎ君」「おはよう、つるぎ。」
何人か声をかけてくれる。ぼくは席にすわった。でも何かくしゃっといった。なかを見てみた。
「うそ!?すぐるからだ。」
中はすぐるからだった。まだ四年のころにぼくは、すぐるといっしょに事けんをかいけつしたのだった。
中に書いてあったのは、「つるぎへ。ひさしぶり、まさかここにてんこうするなんて知らなかったよ。つるぎは『許可証』をだまっているの?ぼくはひみつにしているよ。おたがいがんばろう!」と書いてあった。すぐるは、頭が良くて大人に人気なのだ。
すぐるがドアから入ってきた。目で少し話してみた。「ひみつにしてるよ。」「つるぎもか。」「うん」ぼくはけいさつに入りすぐると目で話すことが多くなった。「あれ?」すぐるがこちらにむかってくる。
「よっ!つるぎ」「すぐる。」
「屋上まできてくれ。」
屋上はひみつの伝言を言うのにもってこいの場所だった。だからそこにしたのだろう。ぼくは屋上にむかった。

「ひさしぶりだな、つるぎ。」「ひさしぶり。」
「話なんだがな、今クラスで事けんがおこっているんだ。ちょっとした事けんなんだが、えんぴつがなくなっていたり、消しゴムが小さくなっていたりするんだ。えんぴつは何人もの人だ。」
「それは不思議だな。」
「だろ。だから協力して犯人をみつけようよ。」
「OK。」
ぼくはすぐると協力して犯人をみつけることにした。まず、ぬすまれた物と名前をかいた名ぼを作ってみた。すると消しゴム、えんぴつ、自由帳がなくなっていた。
すぐるとぼくで話し合っても、お絵かきくらいしかうかばなかった。なので先生に聞いてみた。「何か知っていることはありますか?みんなにないしょのことです。」
                    続きは明日☆

追記
 すぐるくんが登場~!
 メモが発掘されたんですが、すぐるはセンター分け風、つるぎは無造作ヘアらしいです。
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