第31話 トクベツな力

文字数 805文字

「ピカッ」
はげしいいなずまが頭上で光った。そのしゅんかん、ここに四人の男の子が立っていた。どの子もカッコイイ子だった。でもその時、ここにカミナリがおちてきた。
「ドンガラガッシャン、ピカピカピカ」
気づいたらいえでねていた。あれは夢なのか?


 私の名前は火取友実、中学一年生。小学生だったころの私は、「火取」のことを「ひとり(独り)」といわれ、小学五年生からひとりぼっちだった。だから、中学は、そんなことをいわれない取島中学校という私立の中学校に入った。

私には一つ、みんなにひみつなことがある。あのゆめをみた時から、ふしぎなことにトクベツな力がそなわったのだ。私は「火」を生み出せる。「火よ出ろ」と言うと(思うと)手のなかに火がでてくるのだった。このことは、かぞくにもいえていない。でも一人でインターネットをつかってしらべてみた。
「手のひらに火がでてきた」としらべるといろいろと情報があった。でもその中には「ウソだろ」と思うようなじょうほうだらけだった。その中に、おばあちゃんのしんらいできるじょうほうがあった。
『火がでてくることは、昔にもあった。火は、名字に火がついている人にでてくるという。その人は、力がでてくる前にゆめをみただろう。そこにでてくる子供が仲間だ。その子たちをさがしだせ。いっしょの学校のばあいが多い。その仲間で、みんなをたすけるといいだろう。ちなみに仲間は五人いる。それぞれ、「火」「水」「みどり」「明」「暗」だ』
とかいてあった。
同じ学校といっても取島中は、全校生徒(中学だけでも)900人はいる。その中のだれかって。くもをつかむようなはなしじゃないか。
                          以上☆


補足説明(設定)
 火取 友実   火
 水森 りょう助 水
 木海 緑矢   緑
 赤石 蛍    明
 暗友 修司   暗

追記
 よくありそうな設定
 n番煎じだよって感じですけど許してください
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