こまったら、ココイチバン(その10まで)

文字数 912文字

 こんにちは。今日もお読みいただき有り難うございます。
 つい先日、新聞記事でみたのですが、福井県立図書館さんが『100万回死んだねこ 覚え違いタイトル集』という本を出されるそうです。図書館の受付なら、「ああ、日常」のネタも豊作が期待できそうですねえ。まあ、ちょっと違うけど。

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 その9 「夏を待ちきれなくて」
 夏には、いまだによくかかる曲。TUBEさんたちですね。一九九三年かあ。バブルは崩壊してますが、余韻で生きていたような学生時代でしたね。夏の終わりというタイミングでしたが、敢えて。
 「ヤツを待ちきれなくて」は、巌流島の決闘をイメージした設定です。タイトルとは一切関係がありません。宮本武蔵と佐々木小次郎。最近は井上雄彦『バガボンド』ですかね。もちろん世代的には吉川英治です。村山は。
 場面は、トイレです。露骨な表現を避ける、というのは結構難しいものですね。でもあの苦しみを経た後に訪れる解放の瞬間は、快感と言っても良いでしょう。タイトル的に最悪の事態に持っていこうかな、とも思いましたが、まあそこは穏便に。

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 その10 「項羽と劉邦」
 同じ題材でいろいろ作品はあるでしょうが、やはり司馬遼太郎ですね。エース級の項羽と、人情と人望でのし上がる劉邦。中学生の頃かな、自分はどっちだ? 的読み方をしていた気がします。まあ、トップに君臨する人物には、なかなかなれるものではないですよ、健壱くん。最近、高橋のぼる『劉邦』というマンガが出ています。原泰久『キングダム』に隠れている感が強いですが、村山はそのキングダム世界が崩れていく『劉邦』をむしろ楽しんでおります。
 「降雨とUFO」は、やはり夏が舞台。UFO特番でその気になった順一くんが、夕立の時間に合わせてUFOを呼ぼうとするお話。三国志の孔明みたいなので、名前をそっち系にしようかとも思いましたが、同じ地域の歴史ものが重なると、要らぬ誤解が生じそうだったので当初設定のままにしました。
 順一くんは、Y純一。博之くんはE啓之。美和ちゃんはM明弘、真理子ちゃんはミスターマ●ックをイメージしております。担任はでてきませんが、鉄朗といいます。校長は藍子先生で。

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