こまったら、ココイチバン(その2まで)

文字数 748文字

 ここまでお越しいただき、ありがとうございます。

 本作は、村山の頭の中で閃いたパクリもの、もじりものを集めていくつもりで作っています。メインタイトルも、ユーゴー「ああ無情」からいただいております。
 まともな(?)パロディとして作られるものもそのうち出来てくるかもしれませんが、令和三年八月十八日現在のところ、作品のタイトルをもじって、そこから思いついたお話を載せております。フジテレビ系で世紀末に放映されていた「ボキャブラ天国」的なイメージです。以下、ちょっと説明していきますので、よろしくお願いします。

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その1 「部屋とYシャツと私」
 一九九二年にリリースされた平松愛理のシングル曲。日本レコード大賞の作詞賞を受賞されています。彼女のいる友人がカラオケでこれを歌っているのを聞ききながら、いつか自分も、と決意したことを思い出します。令和の今、こういう女性の発想も無くなってきましたかね。
 「部屋でワイシャツの私」では、中学生の男子を想像しました。朝が苦手な不登校。起立性調節障害と過敏性腸症候群の診断を得ています。お母さんは心配していますが、自身の仕事もあってあまり直接かかわれません。そんな午前中の一コマです。

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その2 「なんとなく、クリスタル」
 一九八〇年発表、田中康夫の文藝賞受賞作。東京の大学生ってこういう暮らしをしているのだ、ということで中学高校時代は聞きかじり。大学生になって読んでみましたが、自分の環境と違い過ぎて途中でやめました。
 「なんとなく、クイスギル」はメタボリックシンドロームで高血圧、糖尿病の中年男性が主人公です。一応、健康に過ごすことを意識していますが、いつのまにか食い過ぎている。ああ、そうです。村山健壱さんにかなり近い人物像です。そんな彼の言い訳でした。

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