こまったら、ココイチバン(その28まで)

文字数 1,040文字

 こんにちは。今週も無事、ココイチバンを書いております。皆さまの応援のお陰であります。有り難うございます。
 その27のタイトルは、ちょっと難しかったでしょうか。想定外に合うものをレターで書いていただき、驚くとともに嬉しくなりました。もじりの世界も深遠です。その28はそのまんまかな。高木亮『きりえや偽本大全』にも同じネタ元を使った作品がありましたが、もちろん内容は全く違っています。

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 その27「二月の勝者」
 高瀬志帆さんの漫画です。中学受験を扱っており、この季節に日テレ系でドラマを流しています。村山本人以外の家族(妻、中学受験生の息子、その妹)はそのテレビドラマを観ています。その一時間、その日の復習をしたほうがいいと父は思いますが。まあ、いいでしょう。
「逃がすの、今日じゃ」は、引っ越しのため飼っているアメリカザリガニの「アカ」を逃がすお話。こういうこと、あったよなあ、と思いながら作りました。どうもまた「じゃ」と入ってしまったので、広島弁にして、その15「言わんの?バカ!」と繋がるようにしてみました。お姉ちゃんも頑張れよ! ザリガニは水がきれい過ぎても、きたな過ぎてもよろしくなさそうですし、餌をあげてもすぐに食いつかないし、なかなか飼いにくいのですが、かわいい奴です。ちなみに昔、北京の屋台でザリガニ揚げを食べました。旨いとは思えませんでした。

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 その28「アンナ・カレーニナ」
 トルストイの代表的長編。不倫小説として有名ですが、この人間的な洞察はすごいです。馬や犬の感情・思考を書いている部分もあるのですが、これも面白い。男子高校生くらいだとまだ刺激が強すぎるかもしれない、と中年になって初めて読んだ村山は思いました。
「あんなカレーに、なあ。」はスキー場あるある話です。今や深夜の格安バスでスキーに行って、徹夜の麻雀なんてやっている学生はいないかもしれませんね。懐かしき日々。例の彼らに登場願いました。光嶋はゲレンデでも有馬記念の予想に注力しています。佃は南半球を旅行中です。寒いのは嫌いだそうです。
 そういえば、一日中吹雪いてリフトも動かず、日夜打ち続けた年もあったような。リフト券は到着日の朝、二日券というのを購入し、帰りの日に見知らぬ誰かに売ったり。そうそう、ゲレマブなあの子は、今どこに? 青春でした。

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 いよいよこの週末でラストです。
 構想は出来上がりましたので、いつも通り出せると思います。
 最後まで、よろしくお付き合いいただければ幸いです。
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