こまったら、ココイチバン(その14まで)

文字数 825文字

 皆さま、こんにちは。とうとう九月も最終日ですね。”NOVEL DAYS”的には、二つのコンテスト締切日です。お疲れさまでした。村山もいくつか出させてもらいましたが、続々と上がる皆さまの作品に驚嘆しております。人の発想力というのは、まだまだ尽きませんね。

 今回の二作、タイトル的には連想しやすいものだったのではないかと思います。そろそろネタ切れ注意報が出るかもしれないですが、この週末もよろしくお願いいたします。

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その13 「サラダ記念日」
 俵万智の短歌集です。一九八五年の出版時、既にその世界では注目を集めておられたようですが、中坊村山は勿論存じ上げませんでした。でもタイトルだけは、誰でも知っていた。それくらい注目されていたのですね。
 「皿の危険日」は、孫娘とお菓子作りをする祖母の話。孫は、息子の娘ですね。こういう話にすると、現実の母や娘が村山の頭の中で動く訳です。が、どこまでノンフィクションか、あるいはフィクションか、というところがですね。片付けしないのは、仕事でも困ることになるので、しっかりやらせたいと父は思いますが。
 そういうことで、きっと皆さんも同じだとは思いますが、家族には読ませにくいなあ、と。原典を読んだことがないけれど、最後はオリジナルを踏襲した短歌風にしました。

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その14 「吾輩は猫である」
 一発回答ものの有名古典ですね。夏目漱石。デビュー作に当たるのですが、話にまとまりがなく、いきなり主人公が酔死(誤字ではありません)するラストには面食らいます。でも、風刺の効いた文化的内容の文章はやはり名作。
 「吾輩はコネである」は、語呂ではなく、単語の倒置でやってみました。書き出しも有名過ぎるので、そこも取り入れていく方がよいと思いました。いや、そうじゃないと全然面白くないですよね、コネ自慢。勤務時間中にそういう暇がある、という点は村山も素直に認めます。お忙しい皆さん、申し訳ありません。あ、コネ入社ではないです。

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