こまったら、ココイチバン(その6まで)

文字数 908文字

 お疲れ様です。村山です。今日も訪問いただき、有り難うございます。

 日々妄想していますが、五百字くらいのお話もそう簡単には作り出せないものですねえ。さて、今回の二作。タイトル的に、元ネタも話の展開も分かるやつでしたかね。タイトルは分かりやすく、内容は意外に、を目指したいのですが、そううまくは行きません。

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その5 「おくりびと」
 滝田洋二郎監督の映画。二〇〇八年公開、第八十一回アカデミー賞外国語映画賞受賞作。主演の本木雅弘が、原作者に映画化を直談判したということで、すごいですね。この映画を観て数年後に村山も父を亡くしました。同じく北日本でしたので、結構似たようなことをやりました。
 「おくれびと」は、しんみりする要素皆無の内容です。大学、いや高校くらいだと必ず一人(以上)いたであろう、定刻の遅刻魔。村山はやはり主人公、いや、すみません、嘘です。実は一番前で寝ている人物なのですが、やっぱりこの「おくれびと」な人たちの発想が謎。授業以外の待ち合わせなんかも、だいたい遅刻する人ですね。尚、まさかの誘惑をうけるところは妄想で、モデルとして頭に浮かんだ知人たちから誘惑されたことはありません。

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その6 「風と共に去りぬ」
 こちらも言わずと知れた名作。マーガレット・ミッチェルの小説で、南北戦争が舞台になっています。映画は観たことがありません。主人公スカーレットの強引な恋愛手法に、アメリカの国際政治における基本的姿勢を読み取ってしまいました。
 「風邪で友が去りぬ」は、新型コロナウイルス関連のお話。自作の「王冠に屈す」とリンクさせています。こっちのほうがしんみり系になってしまいました。新型コロナに限った話ではありませんが、個人にとって症状だとか結果は一つしかなくて、確率的にどうだとか言われても実感と繋がらないのは仕方がありません。でも医療は(いや、未来は全て、か)確率でしか今のところお話できません。そんな中、こういう例もあるのだよ、ということです。
 尚、村山的に”Tomorrow is another day."からは、ラミレス前監督を思い出します。やっぱりしんみりしてしまいました。

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