第25話:幸恵夫妻の開業計画と孫達との小旅行

文字数 1,561文字

 また、今年も孫達がやってきてが大きくなった。今年の5月の連休、日向薬師へ出かけ境内周辺をハイキングした。その後、9月15,16日、幸一夫妻が、来て、日向薬師近くの曼珠沙華「まんじゅしゃげ」が、素晴らしいと言うとテレビで見たと言い連れて行って欲しいと言われ了解した。9月15日10時に家を出て海老名から車で厚木を抜けて七沢温泉郷か山道を走り45分で日向薬師の駐車場に車を置いた。

 そこから、境内の下りの荒れた階段を歩いて降りて、日向薬師入口の山門に出た。その周辺の畑には、曼珠沙華の真っ赤な花が壮観だった。そこを30分かけて、多くの写真撮りながら散策してきた。長女の美子が曼珠沙華の真っ赤なは花が、あまりにも、きれいなので、花を摘もうとした時、母が、美子に、花も生きてるのだから花を摘むと、人間の首をちょんぎるのと一緒だと言うと納得して摘むのをやめた。

 帰りは、駐車場を出て、伊勢原方面に下って行き、国道246号線沿いのファミリーレストランに6人で入って昼食をたべた。その時、曼珠沙華の赤い花は、きれいだけどね、実は猛毒があって、間違って根を食べると入院し、下手すると死んじゃうのよと言うと、みんなが驚いた。だから見て楽しむだけにしようねと優しく説明して納得させた。この話を聞いた子供達は、レストランのトイレに行って手をしっかり洗った。

 今度は、もう少し遠くの服部牧場やきれいで冷たい水の川にも行こうと話すと喜んだ。この頃、今の車も古くなったので9月22日、1985年式のハイエース・ディーゼルターボ9人乗りの中古車を200万円で購入。その後、1989年10月1日、幸一から実家に電話が入り10月7日から10日まで実家へ行きたいと言われ了解した。10月7日夜21時に家に到着して、風呂に入って22時には床についた。

 翌朝、7時に起きて、幸一夫妻と子供達2人と菅原夫妻の6人で、大きな水筒と大きなおにぎり12個と卵焼きと漬物を持って、7時半には出発して、一路、津久井湖めざして、最初は、幸一が運転して車を飛ばした。11時過ぎに津久井湖近くの城山ダムに到着して、景色を眺めた。次に、運転を菅原肇に交代して道志川の上流へ向かった。青野原を抜け青根過ぎて、更に西に向かった。

 やがて昼になり、道の駅・どうしに到着した。そこの休憩所で昼食をとる事にし、売店で旨そうな物を探すと健一が豚肉の串焼きを見つけ購入。デザートにうってつけのソフトクリームも発見し食後のデザートにしようと考えた。また、今回、大きなビニールシートと簡単なキャンプ道具のヤカンと石油コンロと珈琲カップ湯飲み茶碗、お茶碗、皿のセット、フォーク、スプーン、はしも買ってきた。


 それら使い、インスタント味噌汁、珈琲もつくろうと考えた。肇夫妻が、食器類を用意して、幸一夫妻に、お湯を沸かしてもらい、お皿に、おにぎりを置いて、豚肉の串焼きと漬物を分けて食べ始めた。5分位してお湯が沸いてインスタント味噌汁と使い昼食をとったが、自然の中でたべる昼飯は格別の味だ。20分で食べ終わりデザートのソフトクリームを買いに4人で出かけて、6人分買ってきて食べた。

 大人達は、食後の珈琲を飲んで、子供達はティーバッグのお茶を飲んだ。売店の裏側には、道志川が流れていて、水もきれいだったので、健一と健二がプラスチックの草履に履き替えて、水に入ると、冷たいと言ってはしゃいでいた。来年は夏休みに来たいねと、みんなで話した。

 新鮮な地元野菜も売っていたので買った。父が、この道を30分行くと河口湖に出ると話した。しかし、次回、泊まり込みで行こうと言う話になった。そこで、来た道をひきかえした。20分位行くと、大渡・水汲み場を見つけ、そこに車を止めると、前に売店があり、生卵を売っていたので購入。
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