第24話:熱海、箱根旅行と幸恵の結婚式と開業先探し

文字数 1,568文字

 約1時間の見学ツアーだったが、印象的な起雲閣を見学だった。次に来宮神社をたずねた。神社のパンフレットをもらい最初に読んでみた。すると来宮神社の名物の大楠のについて書いてあった。大楠の近くに行くと龍が見えると言われているので探して見つけた。その他、蛇がみえるとか? 龍の部分がパワーが強いらしいです。また大楠は右から回るのでなく左から回るのだと参拝の書いてあり、その通りに回った。

 何だか、大きな楠の木からパワーをもらった気がした。その後、15時過ぎに、熱海の予約したホテルに入った。部屋に入り、露天温泉に入り、海の景色を眺めて、部屋で一休みした。夕方19時に夕食を食べに行き、部屋でビールを飲んで、22時前に床についた。翌朝8時に起きて、9時にチェックアウト。車でゴルフ場の脇を抜けて、熱海峠を抜けて10時過ぎに箱根関所に到着。

 近くのカフェで珈琲を飲んで一休みして、周辺を散策した。11時出発して芦ノ湖スカイラインをドライブして、箱根湖尻ターミナルをぬけて、芦ノ湖を一周した。箱根神社をお参りしてから、旧東海道を下って行き、途中、小田原で昼食を取った。その後、小田原城を散策してから13時半に出発して、西湘バイパスにのって、平塚へ。そこから129号線を北上して、厚木を抜けて、15時過ぎに海老名に帰った。

 そして、4月1日、川崎のホテルで、1987年11月21日土曜日に結婚式を上げると幸恵から電話が入った。1987年11月21日土曜日、11時から川崎日航ホテルで、菅原肇の次女、幸恵の結婚式が開かれ、総勢50人以上が参加した。結婚式は、洋式で行われ、神父さんが、宣誓し、両親、参列者の前で、結婚指輪の交換と誓いの言葉を述べた。その後、儀式に乗っ取り行われ終了した。

 その後、披露宴会場に移り出席者の座る席のキャンドルに新郎新婦が火をともして回り司会者の言葉で始まった。2人のなれそめや交際のきっかけが司会者によって紹介。次に、参加者の余興、歌などが披露され、盛り上がり13時半頃に新郎新婦の両親への言葉を新郎新婦が話、感動のフィナーレへと移っていった。14時に披露宴が終了して、新郎新婦と仲の良い友人達が席を移動して2次会へ向かった。

 その時、新郎新婦の両親が、ホテルの別室で自己紹介、歓談を1時間して今後も宜しくと言って帰った。そして、菅原家の子供達も全員、結婚し新しい家族となって独立し1988年を迎えた。1988年、正月、桜井秀二君と幸恵が、新年の挨拶にやってきて、今年10月から、休みの日、不動産屋を回って、土地だけや古家つき土地なども数多く見て、開業に適したところを探し始めると話していた。

 条件としては、橫浜駅まで頻繁にバスが出ていて、10分、以内の範囲だと話していた。候補地が見つかったら、一緒に見ていただいても良いですかと聞くので菅原肇が、わかったと答えた。この年も5月の連休と8月の夏休みに、孫達が幸一と幸子のファミリー4人が前半、後半に別れて、海老名の実家を訪ねて来た。そして10月に入り、幸恵夫妻が橫浜の不動産屋を回り始めた。

 しかし希望する物件は、1億円以下では、見つからない様だと言い、そこで、やむなく建ぺい率60%、容積率200%で平坦な土地、最低60坪、200平米以上を捜す事にしたと電話連絡してきた。しかし、今年、不動産屋を10回訪問したが、めぼしい物件がなかったと話した。

 見つから次第、電話くれるように指示した様だ。やがて1989年を迎えた。正月に、幸恵夫妻が新年の挨拶に来た。その時、今年中になんとか、開業先を決めて、来年4月には、開業したいと言ったが、これも希望に過ぎず、希望的観測かも知れないと、亭主の桜井秀二が寂しそうに語った。もし、1.5億円までであれば、相談してこいと、父が言った。
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