第16話:幸一の彼女が挨拶と幸子が双子を妊娠

文字数 1,478文字

「幸一が、彼女は、努力家だし負けず嫌いなんだよねと言った」
「まー、熱心さんが良い所かなと言うと、母が、ごちそうさまと笑った」
「母が、黒岩京子さんに、幸一のどこが気に入ったのと聞いた」
「すると優しくて話が上手で営業センスが良い事」

「マイコンに詳しく説明する人に興味を持たせ最終的には、買わせるテクニックは抜群と話した」
「そうですか、家は、あまり、しゃべりませんよと母が言った」
「結婚したら、どこに住むつもりと聞くと、秋葉原から近い所が良いですと話した」
「そんな話をしてると18時になり夕食、食べていきませんかと聞くと良いのですかと聞いた」

「母が、ちょっと待ってねと言い台所に立ち、ステーキを焼き始めた」
「20分位で幸一を呼んで、ご飯を温めてと言った」
「最初に、皿にステーキを皿に載せて持ってきてた」
「その後、大根おろし、ショウガ、ニンニクのチューブを運んだ」
「最後に、ご飯と味噌汁を運んできた」

「どうぞ召し上がれと言うと京子さんが、美味しそうと言い元気な声でいただきますと言った」
「それにつられるように、みんなも、いただきますと言い食べ始めた」
「京子さんはショウガとニンニクを醤油にといてビーフステーキをつけて食べるた」
「その後、美味しいわと、喜んでくれた」

「そして、元気よく、おかわりお願いできますかと、幸一に差しだした」
「これを見ていた父が、笑いをこらえているのが、わかった」
「30分程で夕食後、京子さんが台所に入って良いですかと母に聞くと構わないわよと言われた」
「食べたお茶碗を洗い始めた」

「お客さんに洗い物させられないわと言うと嫁に入るつもりなので、気にしないで下さいと言った」
「さっさと手際よく、おちゃわんと皿を全部、きれいに洗い終えた」
「小さい時から、やってるのと母が聞くと帯広では多い時は20人位の夕飯を用意したと答えた」
「ずいぶん逞しいのねと言うと逞しくないと北海道では生きていけませんからねと豪快に笑った」

「帰り際、両親に両手をついて今後とも宜しくお願いいたしますと丁寧に頭を下げて、お礼を言った」
「それを見て、父は、すごい娘だと驚いた」
「その後、幸一が、車で海老名駅まで京子さんを送っていった」
「20分足らずで帰って来ると、父が、笑いながら、すごい娘さんと仲良くなったなと肩を叩いた」

「彼女なら間違いなく、お前は、彼女の尻に敷かれると大笑いした」
「律儀で逞しくて可愛い顔して行動は大胆で豪快ねと言いうちの娘にも見習って欲しいと言った」
「それにしても、すごい娘さんと仲良くなったねと話した」
「お前の優しい話し方が気に入ったのかも知れないねと意味深な笑いを浮かべた」

その後、長女の幸子から双子を妊娠したと電話が入り出産予定日は12月17日だと話した。出産後、そっちで、しばらくの間、お世話になると話し、母に電話を代わり数分して電話が終わった。
「母が、幸子が12月中旬、ここへ来るというので以前の幸子の部屋を使ってもらうと宣言」
「双子ができたら世話が2倍かかり大変よと言い父に手伝って下さいねと念を押した」

「まー仕方ないなと、父が言った」
「幸一が、俺、京子さんと結婚したら家を出て秋葉原周辺にマンション借りると言い出した」
「ところで結婚式は、いつ頃と聞くと幸一が、俺がOKと言ったら直ぐと笑いながら言った」
「今年秋かなと言い、年末までには、結婚したいと話した」

「それを聞いて、父が、今年は、忙しくなるぞと困った様に言った」
「それに対して、仕方ないでしょとと母が話した」
「そうなったら、父さんにも、いろいろ手伝ってもらわなくてはねと肩をたたいた」
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