第38話:料理の夕べと食事会に参加して

文字数 1,566文字

 最初は、簡単に料理できる缶詰を使った料理さっぱりパスタと決定。食事会メンバーが8人の合計14人。菅原幸一と佐島芳子さんも参加。1つは、アボカドとツナの和風マヨネーズ醤油パスタで材料は、スパゲティ、アボカド、ツナ、めんつゆ、マヨネーズ、牛乳、のり、わさび。2つ目は、だいこんおろしとツナの和風パスタ・スパゲティ、少々、だいこん、ツナ缶、醤油、大葉、マヨネーズ、玄米または白米、のり。

 3つ目が、明太子を使った和風パスタで材料は、スパゲティ、明太子、白ワインか日本酒、にんにくみじん切り、大葉千切り、ブラックペッパー、バター、・マヨネーズ、インゲン豆。 今回は、調理時間30分として考えた。まず、1人がスパゲッティーをゆで始め残りの人たちが材料を10分で切ったりして、ゆで上がったパスタを大きなボールに3つに取り分け混ぜるべき材料を投入してスパゲッティーに、からめた。

 残り5人の参加者が早めに来た。彼らに、8つの小皿を出しフォーク、箸を用意し。チーフの富士繁子さんが、ボールの調理済みスパゲッティに乗せる具材を説明。用意した、赤と白のワインとオレンジジュース、ウーロン茶と紙コップをテーブルに置いた。最初に、富士繁子さんが、開会のあいさつと、目的と趣旨を説明した後、3つボールの中身と上にのせる、きざみのり、ワサビ、小ねぎ、大葉の千切りを説明した。

「その後、富士繁子さんのどうぞ召し上がれの合図で、メンバーがそれぞれ、好みのスパゲッティーをさらにとって、上に乗せる具材を取り箸で、皿の上に乗せた」。
 全員の用意ができた所で乾杯と言い食べ始め歓談が始まった。さっぱりして、おいしいという声が、多く聞こえた。ワインとの相性も素晴らしいと言う声がして、富士繁子さんたち調理スタッフは、喜んだ。

 菅原幸一と佐島芳子さんも確かに食べ易くて香りも満点で素晴らしいと称賛した。すると、差し出がましいですけと、手作り、蒸しケーキも持参したので、後で召し上がれと、白髪の女性が言った。お名前を聞くと佐藤静子さんと言い、ここから、徒歩数分のマンションに1人で住んでいると、話した。なんでも、5年前に、ご主人をなくされ1人で生活されていると話していた。

 彼女が、菅原幸一と佐島芳子さんの所へ来て、コンサート、パーティーに、何回も参加させていただき、生き返った気持ちになって、とてもうれしいと言ってくれた。特に、コンサートとパーティーは、いつも楽しみにしていますので、これからも継続してくださいねと言い、涙をぬぐった。その後、菅原幸一と佐島芳子さんが、食事を終えて、何が一番良いですかと聞いた。

「すると懐かしのメロディーを聞くと、昔、若かりし頃の青春の思い出や切ない恋の物語が走馬灯のように、頭の中に現れ、自分が、まるで若返ったような気になれると言った」
「同じ感情を持ったもの同士で意気投合し素晴らしい時間を過ごせて長生きできるとお礼を述べた」
「それを聞いて、菅原が、それが一番の目的なんですと言った」

「参加者達に、そうなんですかと言い今後もよい企画を期待していますよと笑いながら語った」。
「そして、2時間があっという間に過ぎて、解散となった」
「その後、気の合った同士が2次会に出かける様子も見ることができた」
 菅原幸一と佐島芳子さんがも後片付けを手伝ったが、全員で片づけたので短い時間で片けた。

 この企画の責任者の富士繁子さんが火の点検をして料理室の鍵を閉めて受付に鍵を返した。後日、富士繁子さんから会食時の施設の賃料、材料費、交通費の請求書と領収書が届き彼女の口座に入金した。その後、入金を確認しました、今後とも、宜しくお願いしますと丁寧な電話が入り、菅原が、こちらこそ、盛会になることを願っていますと言い、また、たまに参加させていただきますと伝えた。
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