第40話:スカイプの勉強会と会議

文字数 1,480文字

 やがて、秋、足早に冬へと季節は移り、12月を迎えた。その後の会社の忘年会の時に、パソコンの豊島輝夫君、レコードコンサートの佐島芳子さん、料理教室の富士繁子さんが、ほとんど休みなしに仕事してる菅原社長に、もっとゆっくり事務所にいて、冬休み、夏休みに奥さんと一緒に旅行でも言ってきてくださいと、労をねぎらった。

 それを聞いて、菅原幸一は、皆さんのおかげで、次々と新しい企画ができて、お客様に喜ばれ収益をあげてるとお礼を言った。やがて2004年がとなり2004年4月6日、朝8時半に、証券会社の道下さんからの電話でヤフー株140万円で気配値が出てるから売りと言われ了解と伝えた。ヤフー株、2株購入後、2002年に2回分割を2回、2003年に2回分割を2回。

 2004年3月に2回分割を1回、その結果、購入時の株数の32倍20株が640株になった。その結果、菅原幸一の税引き後7億円、残金合計が10億円へ。4月20日、既に、ベータ版スカイプを使いだしていたパソコン関連の責任者、豊島輝夫君が、スカイプの将来性に期待していると言った。スカイプ会議室の利用方法の勉強会と実際に遠距離や海外の人たちと通話する会議を企画したいと話した。

 そのため光ファイバーインターネット回線を2つ事務所にひく費用を出してほしいと言われ了解した。その後、2004年10月26日から世界中で正式版を無料で使える様になった。2004年10月26日に「ハロー・スカイプ」と銘打って、スカイプ会議を海老名近くの倉庫の中の事務室で、マニアを1人千円で先着15人をインターネットで募集すると、すぐ、いっぱいになった。

 当日は、ソフトウェアに強い3人の社員が同席した。あらかじめ、秋葉原のNEC・ビットインの菅原幸一さんのグループと会場の人と海老名、NEC・ビットイン秋葉原、大阪、徳島、広島の5ケ所をつないで、ホスト局を海老名の豊島輝夫が司会をして始めた。

「ハロー聞こえますかと『未来商会・海老名店』の豊島輝夫君が呼びかけた」
「すると秋葉原の菅原幸一さんが感度良好と答えた」
「続いて、ビットイン、大阪、徳島、広島でも良く聞こえますと言った」
「天気はと聞くと、次々に、現地の天候を答えた」
「その後、名産品、観光名所はとか、スカイプでの交信を20分ほど続け、成功し終了」

 その後、未来商会のホームページで、指定したメールアドレスにスカイプをしたい人のスカイプ名とハンドルネームを送ってもらった。その後、毎週土日、夜20時から20時半までトークショーや質疑応答などの時間を設けて実施するようになった。スカイプの参加者が多くなったため、毎週土日、夜20時から20時半までが第一ステージで20時35分から21時までが第二ステージとして番組を始めた。

 リスナーからの質問を1週間前にもらい答えたり、議論したり、アドバイスを受けたりした。2005年から未来商会の資本金を1億円から7億円に増やして菅原幸一の総資産が4億円となった。やがて、2005年が明けても、毎週土日2回、30分ずつの未来商会主催の「スカイプで仲間になろう」は、その後も好評でだった。そこで回数が増やし6回となり参加人数を1回10人と限定した。

 スカイプの使用法の勉強会も毎週土日2回開いて飲み物と軽食付きで1人千円で開くと多くの人たちが参加した。特に地方出身者にとっては、無料で田舎の両親へ電話できるのは、助かると好評だった。若い人で遠距離恋愛してる男女にも好評だった。何しろ無料で何時間でも話せるというのは今までにない素晴らしいサービスだった。
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