微風 5

文字数 4,332文字


 アロイジウスとアニタの2人がシラクイラの西岸の港町、オーヴィアに着いたのはそれから11日が過ぎた陽の落ちる間際の時間帯だった。
 船長よりコレオーニ商館への紹介状を手渡されると、さっそく2人は商館を訪ねている。商館では、ユレ家の娘オリアンヌを妻に迎える婚礼でマルティ家の用意の一切を手配したという男を紹介された。
 兄のアニョロからは、ヴェルガウソ館を抵当に入れてもよい、と送り出されてきたが、()()()()()ではとても追い付きそうにない金額が提示されていった。そもそも〝辺境伯〟を名乗っているとはいえ実態は〝公爵〟を名乗ってもおかしくはない西方の雄マルティ家と、忘れ去られつつある一子爵家である当家(ヴェルガウソ家)とでは身の丈が違う。先だってのあの規模の婚礼など望むべくもないのに……。

 この時点で、クロエという〝同じ年齢(おないどし)〟の〝兄が求婚をした〟女性にそれほどの好意を持ってはいないアニタは、途中で話を聞くことすら止めて提示された金額の〝半額で収まる範囲で〟と肯いて返してしまっていた。
 ……後になってクロエという人物を理解した時にアニタは、もう少し誠意を込めて事に当るべきであったとこのことを反省することになる。

 とまれ、兄から言付かった務めを((いささ)か無造作という感はあったにせよ……)果たす目処を付けると、アニタは唖然としたふうのアロイジウスに翌日からの旅程を確かめ、彼を慌てさせている。アロイジウスとしては、少なくとも東の浮き島(エスティクイラ)にエリベルトとユリアを訪ねることについては、アニタをコレオーニ商館に残して自分一人で行くつもりであった。
 そんなアロイジウスの目論見の通りに事を運ぶ理由はないとばかりに、アニタは〝後日に細部を詰める〟とコレオーニにコーディネートを負託してしまうと、後はもうアロイジウスに同行するのが当然とばかりの表情(かお)を彼に向けたのであった。
 アロイジウスはエスティクイラまでの帯同を押し切られた。



 3日後、早くも2人はエスティクイラの造船所の在る敷地内に入っていた。
 オーヴィアからはメツィオを経由する軍の定期便を乗り継いだ。軍役にある竜騎のアロイジウスと違いアニタには軍の船に乗る資格は本来なかったが、無理を承知で掛け合った際に〝妻になる女性(ひと)なんだ〟と咄嗟に言った一言が功を奏した。東方に嫁いだ姉に引き合わせておきたいと語った言葉を定期便の艇長は信じてくれた。その後、目に見えてアニタの機嫌がいい。

 メツィオから乗り継いだ高速艇が造船所の敷地の中に入ってゆくと、広大な敷地の中の其処此処に並ぶ飛空船の威容と、その周囲を忙し気に立ち回る労働者の喧噪とに、アロイジウスもアニタも圧倒させられた。
 やがて艇が造船所内の空中桟橋に着くと、周囲の喧騒がいよいよ大きなったと感じる中、2人は踏板の上に降り立った。
 一番近い船渠には、15パーチ(≒45メートル)は有ろうかという大船が横たわっていた。
 2人は知る由もないがプレシナ大公家が私財を投じて建造させている〈シグニール〉であった。その優美でありながらも禍々しい怪物の姿は、アロイジウスの記憶にしっかりと残った。

 その後2人は東方軍の建物の在る一画にエリベルトを訪ねたのだったが、折悪しく非番とのことで造船所の外の官舎の方へ行けと言われた。東方軍の彼らが西方長官府附きの竜騎に案内を付けてくれるようなことは勿論なく、アロイジウスとアニタは2人だけで造船所の敷地の外に出ることとなった。


 造船所の外も、職人相手の街は大層な喧噪に満ちていた。
 そんな職工の街の賑わいはアニタの想像を超えていて、シラクイラの中心メツィオなどよりも、ひょっとしたら民の生気に溢れているようである。
 2人の眼前を、多くの職人を乗せた乗り合い馬車が過ぎて行った。浮き島の町中では馬という動物は珍しかったが、なるほどこのような力仕事に重宝されている。動物の好きなアニタは、この時代には珍しくなっていたこの生き物に自然と目線がいった。
 と、乗合馬車のステップ(乗降口)に溢れるようにしてしがみ付いていた若い職人の中の何人かが、アニタの姿に歓声と共に手を振ってきた。思わず小さく手を振り返してしまったアニタだったが、男どもの声に下品なものが混ざっているのに気付くと慌てて手を下ろす。
 隣のアロイジウスを見上げると、バツの悪くなった声で言った。
「なんか……騒々しい所ね……」
 アロイジウスは苦笑すると、曖昧に肯いた。
 彼はアンダイエに赴任する前に一度エスティクイラを訪ねているので、この街の雰囲気はだいたい理解していた。ここは職人と労働者の街なのだ。
 少々思案した末、これから訪ねるべき官舎の立地も知っていたので、街で遅くなった昼食を摂れるところを探して入ることに決めた。少し〝気になる〟ことがある。

 2人は造船所の正門付近の宿に入ると、食事だけ出来るかどうかを訊いてテーブルに着く。程なく給仕に若女将がやってくると何気ない感じに訊いた。
「──…半年ほど前に来たときよりも人の数が減ったかな?」
 若女将が、やはり何気のない口調で訊き返す。
「どうしてだい?」
「知った顔が見れなくてさ……それになんだか職人の表情(かお)に余裕がないような……。ま、忙しいのはいいことなんだろうけど」
 この〝知った顔〟云々は適当に口から出てきた〝出まかせ〟だ。だが若女将は、それで〝嗚呼〟と笑顔になった。
「随分な数の職人がコレオーニに引き抜かれて〝西の方〟へ移ったからね。仕事は減ってないから、残った職人は大変だろうね」
「西……というとシラクイラに?」
「あたいの妹の旦那も移ってったけど、〝西のカルデラ〟って言ってた。遠いよねぇ」
 そう言って若女将が奥に引っ込むと、テーブルの向かいからアニタが素直な目で訊いてきた。
「ここに知り合いがいたの?」
 アロイジウスは曖昧に笑って返した。


 食事は味も量も満足のいくもので、久し振りとなる穀物主体の〝浮き島の料理〟に満足したふうのアニタに、アロイジウスも満足だった。ちなみに、アンダイエに生まれ島嶼諸邦に育ったアロイジウスは肉や乳製品の目立つ西方風の食文化に抵抗はなく、肉食を嫌う(……乳製品は好きらしい)アニタほどの喜色とはなっていない。
 そんな食事を済ませた2人は造船所の北側の堀に架かる橋を渡り、東方軍の官舎の並ぶ界隈へと入ると姉夫婦の暮らす建物の門を潜った。


 半年ぶり(正確には8ヶ月ぶり)にいきなり官舎を訪ねてきた義弟と、それに従ってきた親友の妹、という組み合わせに顔を見合せたマリアニ夫妻だったが、義弟の挨拶にとりあえず旧交を温めると、男は応接室へ、女同士は裏庭へと場所を移した。
 ここから先は軍務の領域で〝女性が係り合うべきでない〟話をする。そういう空気をアニタも理解していた。

「何が起こった?」
「表立ってはまだ……ただ裏では色々なことが起こりつつありますよ」
 アロイジウスはアンダイエの西方長官府での件を全て語った後、カプレントの商館でアニョロの指示を受けてここへ来たことを告げた。
 終始黙って静かに聞いていたエリベルトが、アニョロがマルティ家のクロエに求婚をした、と聞いたときにはさすがに驚いたふうになってアロイジウスを見返した。
「……時間を稼ぐためか?」
 アニタの出奔を隠蔽するための方便かと訊かれ、アロイジウスは首を振った。アニョロのあの様子とその後の言動では本気と思えた。
「なるほど……」
 首を振ったアロイジウスを見ると、エリベルトは難しい表情(かお)になった。
「アニョロは戦を避けたいわけだな……」
シラクイラ(中央)とて戦は避けたいでしょう?」

 確かに、()()はそうだ……。
 ルージューと事を構える、ということになれば小競合いでは済まなくなる。大戦(おおいくさ)の莫大な出費を嫌って元老院は出兵人事を裁可すまい。近年、聖王朝・元老院の諸派は、各々が無節操に軍事力の行使を容認してきたが、その代償──国力の消耗に目を背けることはできなくなっていた。元老院の良識が問われているのは確かである。
 だがルージューの存在そのものが戦を招き寄せている、と考える者もいた。エリベルトの主、アレシオ・リーノなどはそう考えている。──辺境に強すぎる力が在るという事実が、世界の秩序を乱すのだ、と……。
 現に〝マールロキン〟や〝ユレ〟といった決して小さくない邦々が〝ルージュー〟という大樹に寄っていっている。では聖王朝の命運が尽きたのかと言えばそうではない。強大な魔力と武力は、なお西のカルデラの地のそれに勝っている。

()()()確かにそうだ…──」
 エリベルトは慎重に言葉を選んだ。
「が、何れは雌雄を決する相手……そうであれば、遅いか早いか、という違いくらいしかないのも事実さ」
 アロイジウスもまた慎重な面差しになって言う。
「造船所で新造されている軍船を見ました」
 肯いたエリベルトが後は黙っているので、アロイジウスは続けた。
「コレオーニは職人を西に送っています」
「わかっている」
 双方が戦の仕度をしている…──それを互いに了承した上で……。
「戦は避けられない、と……」
「最終的には……おそらく」
「アニョロと〝マルティの妻(クロエ)〟はどうなります!」
 やるせなさの滲んだアロイジウスから、エリベルトは目線を逸らせた。
「それはアニョロに考えてもらうしかないが……直近で戦を止めたいのならシラクイラのランプニャーニ宮中伯の耳にこの話を入れるのが早い」
「ランプニャーニ宮中伯……」
 アロイジウスの耳には馴染みのない名だった。
「元老院で非戦派を率いる論客さ。アレシオ様の政敵でな……この場合は、彼に動いてもらうのが良さそうだ」
「なるほど……」 エリベルトの言っていることに、アロイジウスは戸惑った。「でも、よろしいんですか? 主君(あるじ)の政敵に…──」
「いまはプレシナ一門とて開戦を望んでいない。お前の見たあれらの船が戦力化するのに2年は掛かるだろう。それまでにタルデリごときの私欲に煩わされては迷惑だ……そうアレシオ様は考える」
 少なくとも〝いまの時機〟での開戦を、アレシオ・リーノは考えてはいない……そう義兄は言っている。そして義兄は、()()()()()()は、そのアレシオ・リーノのためだ、と言っているのだ。
 アロイジウスは肯いた。
「しかし、会って貰えますか?」
 それが問題だった。非戦派に取り入るだけでよいのなら、アニョロとてもうやっていそうなものである。エリベルトは席を立って言った。
「アレシオ様に手紙を書く。 ──後はお前がそれを届け〝ランプニャーニに働きかける〟よう説得しろ」
「──‼」
 言われてアロイジウスは目を白黒とさせて義兄を見た。
「……俺が⁉」
 エリベルトは、そんな義弟に肯いて返すと書斎へと消えた。
ワンクリックで応援できます。
(ログインが必要です)

登場人物紹介

■エリベルト・マリアニ(12 →19 ⇒22歳/♂)


竜騎見習い →聖王朝宮中竜騎(アレシオ・リーノ近習衆筆頭)




本作の主人公の1人。蒼い瞳、「麻くず」の色の髪トウヘッド。幼少時より〝物静かな〟顔立ちながら、その瞳に怜悧さを宿していたという。成人後は精悍さが強調されるのはお約束。もちろん均整のとれた長身。


生家は聖王朝の武門プレシナ大公家に代々使える宮中竜騎の家柄で、父リスピオは大公麾下の〈プレシナ大隊〉にあって筆頭の竜騎長である。


アレシオ・リーノの竜騎見習いへの志願の折での〝とある行い〟がアレシオの目に留まり、取り立てられることとなる。以後、彼の半身とも言うべき存在となった。




主人公の1人アロイジウス・ロルバッハの竜騎の師であり、そのアロイジウスの姉ユリアを妻に迎えた。


そのユリアを巡り権門マンドリーニ公の勘気を被り、第1部の後半では近習衆を解任され閑職に左遷の憂き目となっているが、アレシオ・リーノからの信頼は些かも損なわれていない模様。




<メイキングこぼれ話>


モデルは『銀河英雄伝説』のキルヒアイスですよ、それは。(笑)


物語の幕開けの視点の主人公なのに、以降、第1部ではほとんど出番がありません。(汗) 失敗ですねぃ。


でも物語全体ではアレシオ・リーノの片腕として活躍することが約束されているので〝問題無しノープロブレム〟なのですよ!

■アレシオ・リーノ・プレシナ(11 →18 ⇒21歳/♂)


竜騎見習い →プレシナ第2大隊第3中隊長 ⇒第2大隊次席指揮官(プレシナ大公家嫡子)




本作の主人公の1人で、聖王朝三公の1つ、武門のプレシナ大公家の嫡子。黒曜石の瞳、射干玉ぬばたまの髪の美丈夫──女性と見紛う美貌ながら溢れる才気、命令することになれた物言い、美しきモノへの憧憬、貴族たる気概と魂……、そして前線に兵と共に在ることを厭わぬ剛健、という真の武人。(盛り過ぎw)




自らの竜騎見習いの志願の折に出会ったエリベルト・マリアニを〝竹馬の友〟として側に置き、緩慢な衰退の中にある聖王朝にあって、火薬を始めとする科学技術を利用した軍制への改革を推し進めている。


かつては元老院派の論客ランプニャーニ宮中伯に学び武威に慎重な姿勢を見せていた。


なお、自身の傲慢を戒めるためか、幼き日に施しをした〝へロット下層民の娘〟から突き返された小金貨をペンダントとして常に身に付けている。




<メイキングこぼれ話>


当然こちらはラインハルトと思いきや、黒髪の美しい貴公子。現在なら『キングダム』の嬴政な感じでしょうか?


本作全般の主人公。やはり真価は第2部以降……ということに。


ちょっとだけネタバレな感じで言うと、〝ジブリ作品『風立ちぬ』の主人公は自分の理想的な美にしか関心のない残酷な男〟というキャラ分析を読んでインスパイアされてみました。そういう複雑なキャラを描いてみたいです。(笑)

■アロイジウス・ロルバッハ(8 →14 ⇒17歳/♂)


戦利奴隷 →竜騎見習い ⇒独立竜騎(西方軍長官府附き武官/ロルバッハ家当主)




本作の主人公の1人で最年少の少年竜騎。鳶色の目と同じ色の巻き毛の髪。頭の回転が速く弁も立つ。


元はアンダイエの工房職人の子だったが、アンダイエが聖王朝に攻め落とされたことにより姉ユリア共々戦利奴隷となった。奴隷市でロルバッハ砦の独立竜騎ファリエロに救われたことで姉と共にロルバッハの養子となり竜騎となる。




竜騎として養父とエリベルト・マリアニの薫陶を受け、優れた若武者であると共に〝知識の間〟ではアニョロ・ヴェルガウソと同窓という文武両道の者である。


その人物像の最大の特徴は〝誠実な為人ひととなり〟で、理よりも情で行動する。


アニョロとはその妹アニタと共に兄妹同然に育つ。そのアニタとは互いに憎からず思う間柄であるが……。




<メイキングこぼれ話>


いたって〝普通の〟主人公です。多くを語る必要はないという……。(笑)


モデルは安彦良和の『アリオン』の主人公アリオン。


……でも、ちょっと不幸な出来事が続いてますね。ごめんよ、アーロイ。

■アニョロ・ウィレンテ・ヴェルガウソ(18 ⇒21歳/♂)


竜騎見習い ⇒アンダイエ商館長代理(ヴェルガウソ子爵家当主)




本作の主人公の1人。17歳で父を流行り病で失い子爵家を相続した。ヴェルガウソ家はタルデリ宮中伯家を補佐する官吏貴族の家で、画に描いたような中級貴族の家柄。貴族社会の体面は立てるが個人にへつらうということをしない性格で、少々扱いにくい人物。


一応、竜騎見習いの資格はある(師は友人でもあるエリベルト・マリアニ……)が自他共に認める文筆の人で、聖王朝の学術機関〝知識の間〟で学ぶ学徒である。知恵者を気取っている。


アロイジウス・ロルバッハの身元引受人を父から引き継ぎ、彼とは兄弟のような仲。アニタという名の妹が1人いる。




主家の主ポンペオ・タルデリの西方長官着任に伴いルージューの地に赴任、アンダイエ商館の館長代理として聖王朝西方の情報収集を取仕切っている。そういった〝裏向き〟の活動の中でルージューの姫君クロエと出会い、見初めることとなる。


左利き。




<メイキングこぼれ話>


立ち位置的には『アルスラーン戦記』のナルサス(当然ダリューンはエリベルト)。……なのだが、キャラの造形は『鋼の錬金術師』のエドワード・エルリックな感じ。気の措けない〝身内〟に見せる気さくさと、貴族社会の中での達観した立居振舞とのギャップが魅力……に描きたいものです。

■ジョスタン・エウラリオ・マルティ・ポーロ(20 ⇒23歳/♂)


ルージュー辺境伯マルティ家 次男




本作の主人公の1人。物語の序盤から西のカルデラの側に居る〝いま一人の〟貴公子。(……なのだが、アレシオ・リーノ同様、第1部では余り目立っていない。)


西のカルデラの地に6つの邦を束ねるルージュー辺境伯を世襲するマルティ家の御曹司で、多くの兄弟親族がいる。


聖王朝に先駆けて火薬主体の軍制を模索するなど天賦の〝戦の才〟を持つも、一族に関わる諸豪族の干渉に嫌気がさしており、すぐ下の異母弟アティリオと図って〝出来た弟〟と〝うつけの兄〟をそれぞれに演じ、周囲の目を欺きつつ韜晦していた。


〝果断の人〟の二つ名を持つ。




その二つ名の通りの〝動くべき時の果断さ〟と〝動くべからざるそうでない時の泰然さ〟を合わせ持ち、〝過去に縛られない柔軟さ〟と〝こうと決めたら梃子でも動かぬ頑固さ〟がある。


欠点は、大邦ルージューの御曹司として育ったためか他人の風下に立つことに慣れておらず、侮られることを嫌うこと。が、傲慢であるかと言えばそういうばかりでもない。


政略で名門ユレ家の姫オリアンヌを妻に迎えたが、夫婦仲はたいへんに睦まじい様子。


プレシナ大公家の嫡男アレシオ・リーノを高く評価し、警戒してもいる。




<メイキングこぼれ話>


アレシオ・リーノの好敵手ライバル。精悍で豪快な兄貴系。イメージは『十二国記』の延王 小松尚隆かな。


〝戦バカ〟を触れ回っていますが実は深慮の人のよう。


でも人間としては判りやすく、裏表のないナイスガイを目指します。

ビューワー設定

文字サイズ
  • 特大
背景色
  • 生成り
  • 水色
フォント
  • 明朝
  • ゴシック
組み方向
  • 横組み
  • 縦組み