閑話7「目が離せません」なのぢゃ!

文字数 762文字

【閑話7】

 2日間消息不明だったワグネルのプリゴジンが、「現地時間の27日早朝、自身の所有する航空機で、ベラルーシの首都ミンスク近郊の軍用空港に到着した」との情報が、現地消息筋のインターネットサイトに掲載されたそうですわい。

 また、消息不明後の初のSNS投稿でプリゴジンは、「(ロシア国防省などの)陰謀と思慮不足の決定により、ワグネルは7月1日に消滅しなければならなくなった」と述べた、と云うニュースも流れましたぞな。

 そんな状況下、儂が勝手に推測するにですな……、妖怪プリゴジン入道はですな、ベラルーシのルカシェンコ大統領に毒殺されるんではないかと思うとる訳です。はい。

 ベラルーシでは、昨年の11月に当時の外相が急死した際、その死因の不審さから「西側との接触がロシアにばれて、プーの命令によってロシアの諜報部に毒殺されたのでは?」と云う億説が流れましたがの、今年の5月末には、大統領のルカシェンコ自身が、モスクワを訪問しプーと密談を交わした直後に体調が急変し救急搬送された、と云うニュースも耳に新しいところではございます。はい。

 そんでもって……、ベラルーシにロシア戦術核兵器の搬入が開始されたのが6月13日、と云う時系列を考慮いたしますとな、戦術核配備に対して積極的ではなかったルカシェンコを、脅して肯首させるためのプーによる毒殺未遂ではなかったのか? と云う見方もできる訳でございます。はい。

 そんなこんなの状況を見ておりますとな、「おい、ルカ、分かってるだろうな!」とプーに圧力をかけられたルカシェコが、わが身可愛さに「イエッサー! 親分!」と、自主的にプリゴジンを毒殺してしまうなんてシナリオもなくはなさそうな気がしますわいのう。

 しばらくは、ロシア国内の内輪揉めからwakutekaで目が離せませんわい。ケケッ
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