閑話6「That’s 懲無庵」なのぢゃ!

文字数 1,275文字

【閑話6】
(これは、2年前の閑話ですのぢゃ)

 今日は、先生がしゃべりすぎて喉を傷めたということで、先生の閑話はお休みです。
 先生の話なんですけど、書いてることの10倍くらいは話してるんですね。
 どんどん脱線してって――。しかも声は段々大きくなるし……。
 ですから、喉も痛くなるわけです。はい。

 そこで今日は、私、不肖の弟子龍田が、謎に包まれた懲無庵先生のプロフィールを、読者の皆様限定で特別にご紹介致します。
(↑我ながら……「読者の皆様限定で特別に」ってワードは怪しいですよね~)


【懲無庵先生プロフィール】

◆性別) 男性

◆年齢) 60歳
 ⇒年の割に老けてるし、言うことが、いちいち時代がかってるんですよね~。
 私は、先生と話していると、明治大正の人と話している錯覚に陥ります。
 私は、先生は実は、明治大正時代からタイムスリップしてきた人じゃないかと疑っています。

◆風貌) 作品アイコンの画像にそっくりwwww
 ⇒私がネットから偶然あの写真をみつけて、あんまり先生に似てるのでウケまくちゃって、なんかに使ってみたくなって、それでこの「懲無庵閑話」の連載を思いついた訳です。
 あっ、そんで先生、アイコンみたいに着物着てます。今どき珍しいでしょ~。

◆職業) 懲無書林(こりないしょいん)店主
 ⇒皆さん、これまでの閑話の内容から、先生が文筆業の先生だと思っていた方が多いのでは?
 しかし、先生は実は「古本屋のオヤジ」だったんですね~wwww
 いつだったかの閑話で、先生の家の蔵書が、先生の鬼娘さんに全部捨てられたってことが書いてありましたが、家の蔵書がなくなったって、職場である懲無書林には売るほど古書があるのです。

◆家族構成) 不詳
 ⇒娘さんがいるので、奥さんがいるはずですが、先生のお宅には伺ったことがないので、面識はございません。
 娘さんは、お店で一、二度お目にかかったことはございますが、先生が言う鬼娘とはとても思えない、先生にはまったく似ていない上品で綺麗な方でしたよ。

◆特技
 ⇒あの先生、「古文書」をすらすらと読むんですよ。
 これも怪しいでしょ? やっぱりタイムスリップして来た人なんですよ。あの人。
 懲無書林は古文書や歴史書がやたら充実しているので、歴史小説を書いたりしている私にとっては重宝している古本屋さんなんですね~。
 先生、先生とおだてていると、古文書は訳してくれるし、値段もまけてくれるんで、調子にのって、先生、先生と呼んでたら、あっちがその気になっちゃって、いつの間にか私が「不肖の弟子」になっちゃいました。
 
 今日は、まあ、ざっとこんなところで……。

 先生がもう少し若くてカッコよかったら、あの「京極堂」みたいに奇怪な事件の謎を解き、颯爽と解決していくような活躍でもしてもらいたいところなんですが、今のところは二人三脚の閑話が関の山ですね~。
 そう言えば、京極堂=懲無庵だったら、関口=龍田ってことになりますね。京極堂シリーズの関口は売れない小説家だったし……。
 しかし、先生、あの顔で陰陽師や探偵ってのも、読者が読む前から笑っちゃいますよねwwwW
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