ごあいさつ

文字数 835文字

 はじめまして。時折カバネと申します。

 Webの世界では自身の病状をカミングアウトされた上で、エッセイや物語を書かれている方が多くいて、そんな皆さんの作品に触れて『私も書いてみたいな』と思うようになりました。

 簡単ですが、自己紹介を。

 僕はとある地方都市で会社員をやっている、しがない成人男性です。

 少し前の話ですが、長年の激務とプライベートなストレスが重なりダウン。双極性障害との診断を受けて、1年ほど休職することになりました。
 しばらくはボーッと過ごしつつ、そこからリワーク(復職に向けたリハビリ的なもの)に通ったり自分なりに色々勉強したりして。

 そしてあるとき、医師から『双極性障害はADHD傾向からの二次障害ではないか?』との話があり、聞いてみるとあらあら色々と思い当たるところが盛り沢山。

 それからも紆余曲折はありましたが、何とかかんとか社会復帰できました。

 我ながら面白い、と言っては語弊があるかも知れませんが、中身の濃い時間だったと思います。いまでは転職先の仕事も少し落ちついたので、このタイミングでもう一度、これまで自分が体験したことを振り返ってみたいなと。

 成功談というよりは失敗談。皆さんに精神的病理や障害への理解を深めて貰おうなんて大それたものでもありません。話題の主軸にはなると思いますが、本当にただのイチ体験談です。

 そして、もう一つお断りを。

 発達障害は本当にその傾向が種々様々で、一人として同じ方はおられません。極端な話ですが、同じ人物を二人の医師が診た場合、判断が分かれるケースだってあるそうです。僕の場合も診断を受けるまで数カ月の時間を要しました。

 ですので、一つのサンプルケースでさえ無いかも知れません。個人個人の性格や人格が異なるように、その傾向も人それぞれです。私のような人がみんな発達障害ではありませんし、発達障害の方がみんな私みたいではありません。どうぞ誤解のなきようよろしくお願い致します。

 と言うわけで、振り返りの始まり!
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