第14話:夫婦で、北海道旅行

文字数 1,495文字

 やがて7月になり、2002年8月初旬に、甘太は奥さんと、北海道旅行へ出かけた。そして、レンタカーを借りて、美瑛の丘を走っては見覚えのある景色を写真撮り、その後、富良野のラベンダー畑を散策して写真を撮り、昼食をとって、夕方、帯広の町に入って、郊外の十勝川温泉に宿を取り、名物の豚丼を味わって、ゆっくり温泉につかって、疲れをとった。ホテルで池田のワインを販売していて、風呂上がりに飲んで、爆睡した。

 翌日は、温泉の朝風呂に入って、遅い朝食をとり10時に出発し、お昼に釧路に到着。ホテルにチェックインして、釧路の町を散策すると弊舞橋を渡ってみたが、橋脚上には橋上彫刻「道東四季の像」がある。これらのオブジェの設置も地元の人たちのアイデアと資金によって実現したと聞くと郷土愛の強さに感動させられた。春夏秋冬を表現している。四季の像とは、釧路駅側から歩いて行くとまず右手に現れるのが、舟越保武作「春の像」。

 この姿で、若葉を萌えいずる雪解けを表しています。振り返って左をを見ると、厳しい表情で迫りくる冬を見つめる「秋の像」が。作者は、柳原義達。歩みを進めると、今度は右手に佐藤忠良作の「夏の像」が現れます。束ねた髪を持ち上げる姿が若々しくて、躍動感がある。その向かい側には、本郷新が製作の「冬の像」。両手を挙げて、冬の寒さをしのぎ、春へ近づこうとする力強さを感じられる。その後、車で厚岸まで行き、名物の牡蠣を腹一杯食べてきた。

 釧路には、天然温泉の風呂がいくつかあって、夜は、温泉につかり、ホテルに戻って来た。翌日は、摩周湖と屈斜路湖にドライブに行き、周りを走ってみたが、摩周湖は景色も素晴らしいし、3つの展望台からの景色も素敵で、趣も異なっていたために、多くの写真を撮って来たが、屈斜路湖は、大きい湖では会ったが、なかなか景色の良い場所がなくて、走り回った。周りの山並みは良かったが湖そのものは今ひとつと言う感じだった。

 その翌日は、阿寒湖を巡ってから足寄、千歳経由で札幌に入った。その晩は、札幌ビールのビアガーデンでジンギスカンを食べて、実に旨かった。そして、ホテルに帰って床についた。翌日は、小樽へ行き、小樽水族館、ニシン御殿、日和山灯台を見学した。昼食は寿司屋で、美味しい海の幸をいただいた。その後、南樽市場に寄って、お土産を買って、夕方、札幌に帰ってきて、ラーメン横丁で夕食を食べ、早めに床についた。

 翌日は、帰る日だったので、ホテルの精算を済ませて、千歳空港でレンタカーを返して、お昼発の羽田行きの飛行機で羽田に着いて、16時前に、橋本の家に到着した。そして、久しぶりに、サマーランドのプールに出かけて、泳いで来たが、随分混雑していて、大きな波のプールだの手の込んだアトラクションも増えていた。その後、更に、ヤフー株が2002年9月25日に2分割を発表した。ヤフー株の合計24株が、合計48株に増えたことになる。

 やがて涼しくなり、2002年11月18日に、箱根温泉に茂田先輩のカップルと寛太と奥さんの4人で温泉旅行に出かけて、仙石原のすすきを見て、冨士五湖、富士山麓の高原の紅葉を満喫して、仙石原温泉に泊まった。翌日は、芦ノ湖の遊覧船に乗り、近くの料理の美味しいホテルで昼食をとって、夕方、箱根湯本の温泉ホテルに泊まって来た。やがて、12がつを迎えて、2003年となった。2003年、2月下旬に熱海に行くと梅と早崎の桜が見られて、美しさを競い合うかのように咲き誇り、多くの写真を撮った。そして熱海の有名温泉ホテルに2泊して、天気の良い昼間に熱海海岸を散策した。
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