第44話:旅行の感想

文字数 1,318文字

 2009年5月6日、19時から、スペインとポルトガルの旅行についての精算と反省会を橋本の料理屋で開催した。ます、無事、帰ってくられたことを感謝して乾杯して、各自、写真の交換をして、歓談が始まった。やはり、人気があったのは、バルセロナのサクラダファミリアとグエル公園、スペイン・グラナダのアルハンブラ宮殿、マドリードのプラド美術館。

 しかし、あまり知られていなかったポルトガルのリスボン大聖堂、ポルト大聖堂などキリスト教系の施設の素晴らしさも驚かされたようだ。また、ポルトの美しい街並み、さすがに町全体が世界遺産という意味がわかった。それに、ポルトガルでは、食事、その他の物価も比較的安い事とイワシを中心に魚を食べるので、食事があった。と言う事で好評だった。

 旅行の最後、フンシャル花祭りは、女性達の評判が良くて、花も美人さんと可愛い子供達の行列を最高だったと言われた。そして茂田さんが、我々は、今後も1つのファミリーのように助け合って行こうと言うと、拍手がわいた。そして、夜遅くまで酒を酌み交わして歓談して、帰って行った。その後、夏が来て、今年は、遠くに出かけず、エアコンの下で涼んで、本を読んだりしていた。

 9,10月と涼しくなってきた頃に、箱根と熱海に茂田さんと彼女と友人2人と甘太夫妻の6人でエスティマに乗り、最初に熱海に行き、ゆっくりと温泉に入って、1泊した。翌日は、熱海から箱根へ向かい、すすきの広大な原野を散策して、景色の良い所で休憩した。箱根湖畔の食事の美味しいレストランで昼食をとって、箱根湯本の有名な温泉宿に入り、露天風呂に入り、部屋で6人で歓談して、床についた。

 翌日は、小田原城を見学して、小田原厚木道路、東名高速経由で、橋本の2人を長津田駅で降ろし、16号線でみなとみらいのマンションへ帰った。やがて12月上旬、横浜中華街の四五六菜館の広間を借りて、盛大な忘年会を開催。20人が参加して、スペイン、ポルトガル旅行についての話題で盛り上がった。その後、二次会は、ウインドジャマーで盛り上がり、今年も終わり、2010年を迎えた。

 2010年は、以前、利用した日本航空が会社更生手続に入ると言う、信じられないようなニュースが1月19日、申請したのは日本航空とグループ会社の日本航空インターナショナル、JALキャピタルの3社で、東京地裁は3社に対して会社更生手続きの開始決定を発令した。負債総額は2兆円規模となり、金融を除く企業としては戦後最大の経営破たんとなった。

 日本航空は、高コスト体質のままで、日本空港の人件費は全日空のおよそ1.6倍、また労働組合が8つもあり、人件費引き下げの交渉が進まない。また、エンジンの数が多く燃料費や整備費も割高となる大型のジャンボジェット機も全日空の14機に対し日本航空は37機も保有。更に採算のとれない地方空港の建設を進めた国の航空行政にも破たんの要因がある。

 地方空港のなかには地元の政治家の要望を受けたものや、需要の見通しが甘いまま建設された空港もあり日本航空はこうした採算のとれない路線を抱えた。赤字路線を抱えざるを得ない状況を強いてきた国の政策の問題も大きな要因となった。
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