第27話:バルセロナ旅行1

文字数 1,211文字

 旅行、2009年4月14日成田11時半発、なので橋本に7時半に集合して、9時半に成田空港に到着して、搭乗手続きをとり、飛行機に乗り込み飛び立った。その後、パリ空港経由、バルセロナに19時過ぎ到着した。空港からタクシーに分乗してホテルへ向かった。ホテルに入って、空港で買ってきた酒を飲んで床についた。翌日は、時差呆けのために休養日とした。

 そして、翌々日、4月16日、朝8時に起きて朝食後、サクラダファミリアとグエル公園は事前にネット予約が必要と聞いて、ホテルのフロントで取ってもらった。そして最初にグエル公園に行き10時半頃まで散策し、サクラダファミリアは予約した11時から12時半に見学し、近くのレストランで昼食を取り13時過ぎにコロンブスの塔へ向かった。グエル邸は外からも見えた。

 次にレイアール広場、ボケリア市場、サンジャウメ広場、カテドラル、ゴシック地区、カサバトリョ、徒歩6分でカサミへ、カサミラは外から見るだけでも良いと詳しく教えてくれた。観光地図の上に詳しく書いてくれ、出発し、言われた通りグエル公園に入った。グエル公園の出入り口を入ると目の前に大きな階段がドーンとあり階段には多くの装飾が施されており、彫刻も見える。

 この階段は45段で人々を非日常の世界へと誘う重要な舞台装置となってる。階段を見上げると途中から二手に分かれている階段の真ん中くらいに位置している大トカゲが見える。青っぽいカラフルなモザイク調のこの大トカゲは、言わずと知れたバルセロナのシンボル的存在でありグエル公園の泉の守り主でもある。その上の方にある丸いオブジェには、モザイクで蛇が象られてあった。

 この蛇はギリシャ神話の中で、モーゼを守ったと言われるネフシュタン。続いて、その下の真ん中には、ギリシャ神話の中の「世界のヘソ」と言われているギリシャにある都市デルフィを象徴した石が見える。彫刻を観察し写真を撮ったが、色、彫刻の技法の精緻さ、これが昔に作ったとは思えないほどの、斬新さに驚かされた。階段を登ると柱が立ち並ぶホールが見え柱は86本あり屋根を支えてる。

 グエル伯爵から建築の中にギリシャ神話を入れるように指示されたガウディは、この柱にもドーリア式の建築様式を取り入れてる。ドーリア式とは古代ギリシャ建築における様式のひとつであり、イオニア式、コリント式と並ぶ3つの主要な様式の中で最も古く、荘厳で力強いのが特徴。しかしガウディの手にかかるとシンプルなドーリア式の列柱もこんなにエレガントな表情へと変化してしまう。

 列柱の下の部分にはトレンカデイスが用いられており、さらに優雅な天井にも注目。次に、この円柱の下には、何と貯水槽が設けられていて、上に位置する大広場の雨水を貯める仕組みになっている。デザインだけでなく機能性も兼ね備えている建築は、さすが天才建築家ガウディ。市場になるはずの下のホールから上がると大きな広場へ出る。
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