第11話 プロローグ
文字数 510文字
ふう。生徒会長の仕事は、結構大変だ。高校生の生徒会となると、先生はほとんど口出ししてこないから、自分たちで企画立案し、いろいろな生徒会行事を実行しなくてはならない。
これから、ちょっと行きつけのお店に行って、お一人様チョッコパフェを楽しもうか、なんて思いながら歩いていた。
趣味は、生徒会運営!!それと、ネットで異世界転生小説を読むこと。毎日の現実から、ちょっと息抜きに、チートで身分の高いお姫様気分を味わう。大学では、文学科で源氏物語の研究なんてやってみたいな。この間、原文で読んでみて、これも結構はまったし。でも、もうちょっと仕事に役立つ専攻にしたほうがいいかな。
あれ、なんだか、騒がしいな。悲鳴!?何!?
私の前に、急に目つきの完全におかしくなった男が現れ、隣を歩いていた若い女性が血を流して、倒れた。そして、まっすぐ私に向かってきた。私は、心臓のあたりに痛みを感じ、その場に倒れた。
ゆっくりと目を開くと、そこは平安時代の美しい調度品に囲まれた部屋だった。
「詮子様、起きていらっしゃいますか?」
えっ、詮子!?えーっと、だれだっけ。聞いたこと、あるような、ないような。源氏物語には、そんなお姫様、いなかった。
これから、ちょっと行きつけのお店に行って、お一人様チョッコパフェを楽しもうか、なんて思いながら歩いていた。
趣味は、生徒会運営!!それと、ネットで異世界転生小説を読むこと。毎日の現実から、ちょっと息抜きに、チートで身分の高いお姫様気分を味わう。大学では、文学科で源氏物語の研究なんてやってみたいな。この間、原文で読んでみて、これも結構はまったし。でも、もうちょっと仕事に役立つ専攻にしたほうがいいかな。
あれ、なんだか、騒がしいな。悲鳴!?何!?
私の前に、急に目つきの完全におかしくなった男が現れ、隣を歩いていた若い女性が血を流して、倒れた。そして、まっすぐ私に向かってきた。私は、心臓のあたりに痛みを感じ、その場に倒れた。
ゆっくりと目を開くと、そこは平安時代の美しい調度品に囲まれた部屋だった。
「詮子様、起きていらっしゃいますか?」
えっ、詮子!?えーっと、だれだっけ。聞いたこと、あるような、ないような。源氏物語には、そんなお姫様、いなかった。