海を駆ける (2018)

文字数 382文字

【海外撮影シネマ】 2018/5/31



インドネシアとの合作シネマだという、そんな興味から拝見した。
ディーン・フジオカさんを見てみたかったのも一つの目的。

ところが、ディーンさんはいわばお飾り、物語は日本とインドネシアの若者交流がメインで進行する。日本人・インドネシア人男女俳優各二人のクラシックな恋愛展開には唖然とした。
日本語、インドネシア語、英語が飛び交う中で日本から来た少女(阿部純子さん)の奇妙なミッションに付き合わされる。
阿部さんもさすがに手をこまねいていたに違いないが、その役柄に発展性はなかった。

鶴田真由さんが若い者をまとめる立場として奮闘するも憤死?
意味不明なのはさすが深田晃司監督ならではだけど、今作には何らメタファーのかけらもない。
「海を駆ける」シーンには多少なり呆れてしまった。

結局、失敗したODA活動のようにせっかくの映画交流は不発に終わった。
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