イコライザー2 (2018) 

文字数 581文字

【元ホームセンター仕置人面目躍如】 2018/10/6



世界のタクシー運転手の仕事現場をドキュメントしたTV番組が好きだ。
イコライザーは今シネマではそんな人情味あふれるタクシードライバーに転職している、
ホームセンターは辞めたのだろうな?
あれだけ派手に商品を使って仕置したんだから仕方ないか。
タクシーのお客様との心暖かい交流、
イコライザーの怒りに触れるお客への仕置などがテーマかと思っていたら違った。

前作でちょっとだけ触れられたイコライザーの過去が悪夢の様に蘇る、
古巣情報機関との何かが。
このあたりの展開は、ジャック・リーチャーのパート2とよく似ている。
孤高の正義仕置人が結局は大儀に絡み取られていくという流れである。

クライマックスがプロ集団との果し合いになるのは、続編として進化する必要があったのだ。
もちろん、市井の悪人どもを懲らしめるスピード仕置は健在、
弱い者の味方イコライザーも前作通り、
悪の道に染まりそうな若者を救うエピソードも健在だった。
何より、前作で衝撃的だったホームセンター活用仕置術も
しっかりと用意されサービス精神十分だった。

小気味よい正義の鉄拳、
本格的な銃撃戦、
感動の人助け…
イコライザーシリーズは絶頂だった。

どうやら次も続きそうな展開、
何よりイコライザーの哀しい過去がまだ明かされない。
これからも楽しみなデンゼル・フークワ組シネマになっている。

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