第四十一話、コルム市
文字数 1,301文字
イーサンとエドワードはカスタム地方、コルム市に来ていた。元は農村地帯であったが、開発が進み、住宅地になっていた。
東の方を見ながらいった。なだらかな平地に住宅地が連なっていた。
イーサンとエドワードはコルム市の警察に向かった。
コルム市警総務課に来ていた。警察では総務課で吸血鬼に関する諸問題を対応していた。吸血鬼対策課は基本的に署内になく、分室という形で外にあった。吸血鬼対策課と警察を分けることによって、吸血鬼による報復が、警察に向かわないように考え出されたものである。
コルム市にも吸血鬼対策課の分室はあるが、安全性を考え、他の分室の職員は基本接触しない。その場所もイーサン達は知らされていなかった。
エドワードは眉をひそめた。
エドワードは腕を組んでうなずいた。
総合課の課長はソファーから立ち上がり、部屋を出ようとした。
立ち止まり振り返った。
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