第61話 「三題噺」
文字数 347文字
苦手だ。三つのお題。今回は「足跡」「浴衣」「ベース」。
こりゃムリだ。
「ベース」が。
これは応募しない。
時間が経って、もう一度。
やってみるか…
案の定、ムリ、を確認する。
が、途中まで書いて放り出すのも口惜しい。
で、完結させた。
職場に行って、何もせず、ただそこにいただけ、というような感じが残った。
要するに、ただ「三つのお題」を関連づけるだけで、いっぱいいっぱい。
それでも、なんか書けた、というだけの、吹けば飛ぶよな、小さな満足感(!)が、頼りなげに浮かぶんだから世話がない。
ストーリーもへったくれもない。
いつも、応募する文章を書いていて、思い知る。自分が、そっちへ行けないことを。
結局こっち。ここの帳《とばり》、蚊帳の外に行けない。もぞもぞ、網の中で動いて、外へ行けない。
こりゃムリだ。
「ベース」が。
これは応募しない。
時間が経って、もう一度。
やってみるか…
案の定、ムリ、を確認する。
が、途中まで書いて放り出すのも口惜しい。
で、完結させた。
職場に行って、何もせず、ただそこにいただけ、というような感じが残った。
要するに、ただ「三つのお題」を関連づけるだけで、いっぱいいっぱい。
それでも、なんか書けた、というだけの、吹けば飛ぶよな、小さな満足感(!)が、頼りなげに浮かぶんだから世話がない。
ストーリーもへったくれもない。
いつも、応募する文章を書いていて、思い知る。自分が、そっちへ行けないことを。
結局こっち。ここの帳《とばり》、蚊帳の外に行けない。もぞもぞ、網の中で動いて、外へ行けない。