コンビニスイーツネバーランド
文字数 373文字
オジサンなのにネバーランドに迷い込んでしまった。だってコンビニって書いてあったし。自動ドアをくぐったら、
「いらっしゃいませ〜、ネバーランドにようこそ〜。」
って。俯いていた顔を上げると、目の前はお菓子の国。思考停止してたら妖精が飛んできて言った。
「なんか大人みたいな子どもね?」
「いや大人です。とっくに成人して今や成人病の危機です。」
「とにかく行きましょ?」
「え?どこに?!」
「ネバーランドに来たからには空を飛ぶのよ。」
噂に聞く妖精の粉をかけられ、体がふわりと宙に浮かぶ。
「おお?!」
見下ろせば見慣れたコンビニスイーツでできた島。何とも美味しそうだ。
「じゃよろしくね!」
喜んだのも束の間。首に何かをかけられる。そこには「コック店長」と書かれていた。
「おい店長!新作の発注が入ったぞ!」
「……え?」
どうやら大人のネバーランドは永遠に仕事があるようだ。
「いらっしゃいませ〜、ネバーランドにようこそ〜。」
って。俯いていた顔を上げると、目の前はお菓子の国。思考停止してたら妖精が飛んできて言った。
「なんか大人みたいな子どもね?」
「いや大人です。とっくに成人して今や成人病の危機です。」
「とにかく行きましょ?」
「え?どこに?!」
「ネバーランドに来たからには空を飛ぶのよ。」
噂に聞く妖精の粉をかけられ、体がふわりと宙に浮かぶ。
「おお?!」
見下ろせば見慣れたコンビニスイーツでできた島。何とも美味しそうだ。
「じゃよろしくね!」
喜んだのも束の間。首に何かをかけられる。そこには「コック店長」と書かれていた。
「おい店長!新作の発注が入ったぞ!」
「……え?」
どうやら大人のネバーランドは永遠に仕事があるようだ。