第31話 そのときたるのを待ちわびて...(歌)

文字数 16,611文字

                『Waiting Around To Die


              自分が死ねるべくしてのそのときたるものが、
                訪れる、訪れて

、それまでは、
           ただ‥ただの痴れ者、愚者、気狂い、それとなりはてて……。








         https://www.youtube.com/watch?v=yfCRXCfL_Ls






Sometimes I don't know where this dirty road is taking me〜…

Sometimes I don't even know〜 the reason why〜

So I guess I’ll keep a-gamblin' lots of booze and lots of ramblin'

Well it's easier than just waitin' around…to die



Well one time, friends, I had a ma〜

I even had a pa〜〜……

He beat her with a belt once 'cause she cried

She told him to take care of me〜

She headed down to Tennessee〜

Well it's easier than just a-waitin' around…to die



Then, I came of age and I found a girl in a Tuscaloosa bar〜

She cleaned me out and she hit it on〜 the sly〜〜

Well I tried to kill the pain

I bought some wine〜 and I hopped a train〜〜

Well, (it's seemed) easier than just waitin' around…to die


Then a friend said he knew where〜 some easy money〜 was

We robbed a man and brother did we fly〜〜

But the posse caught up with me

And he drug me back to Muskogee

And now it's two(2) long years, waitin' around…to die



Now, I'm out of prison,

and I got me a friend at last〜(!)…

And he don't steal or cheat or drink or lie〜〜……

What is his name?……

“codeine”(*)he‥z…called …

He's the nicest thing I've seen

And gather…we're gonna wait around…to die,

(Together we're gonna wait around…to die……… )


(*)a drug made from opium that is used to reduce pain.




この曲のオリジナル、原曲は、 Towns Van Zandt(タウンズ ヴァン ザント) って名前のアメリカ人によるもの。1944年生まれ。1997年52歳で他界。死因は薬物(ヘロイン)とアルコール依存に原因してたらしい。テキサス州のご出身だそうだ…。








さて、この「The be good Tanyas」(タニヤ(達)!善人としてだけこの世を生き抜きなさい)と名乗るところのこのグールプについてなのだが…、カナダで1999年に結成されたこと意外この自分は知らない。そんこともどうでもいいことなんだ……。最愛の、最高のグループの一つ…。






    彼女らによる”焼き直し”となるこの曲で、自分は彼女らのことを知ったんだ。
  たいぶ前なんだけどね。原曲の方は、この稿を書くだんになってから〜、初めて聴いた。

    歌詞が微妙に

…。こっち、彼女らによるものの方が断然いい!

     おそらくは彼への、その魂の、鎮魂の意味を込めて、その思いをもってして、

    選曲され、彼女らなりに少し加工しなおして、そんでから歌われてたんだろう…。

          声がなんともたまらない、惹きつけられてしまう。

       これもまた彼女のその存在における

きてるんだと思う。



しばらくたったら、訳文を、日本語にて入れます。


それまでに、原曲(?)そのものをご賞味あれ……。



草々





ご参考:

ベトナム戦争との兼ね合い:

1954年~1975年までの凡そ21年間がそれにあたる。

彼が十歳のときに始まり、三十三歳のときに終わってる。

彼は、空軍への入隊を、拒絶されてしまってる…。


1956年のクリスマス、父親がタウンズに田舎をさまよう間に練習することになるギターを与えた。*彼が十二歳のときだ…。後にインタビューに対して「1956年10月28日にエド・サリヴァン・ショウでエルヴィス・プレスリーのパフォーマンスを見たことが、ギター奏者になろうとした出発点だった……エルヴィスは世界中の全てのお金、全てのキャデラック、全ての女の子を手にしていて、それがギターを弾いて歌うだけなんだ。これは私に強烈な印象を与えた」と語っている。

958年、一家はコロラド州ボールダーに引っ越した。タウンズはコロラド時代のことを愛情をこめて思い出し、大人になっても頻繁に訪れた。後に"My Proud Mountains"、"Colorado Girl"、"Snowin' on Raton"などで、コロラドを引き合いに出している。タウンズは

、チーム



小学校での

、両親はタウンズを弁護士か上院議員にすべく面倒を見始めた。家族が再び引っ越すのが嫌だったので、自分から進んで、ミネソタ州フェアボールトにある寄宿学校に入学した。

962年1月のSATで1170点を獲得した。彼の家族はほどなくテキサス州ヒューストンに転居した。

コロラド州立大学ボールダー校は1962年にヴァン・ザントを学生として受け入れた。2年生の春、タウンズの

心配した両親が、ヒューストンに連れ帰るためにボールダーにやって来た。

両親はタウンズにガルヴェストンにあるテキサス大学医学部を受診させ、躁うつ病との診断がくだった。三か月におよぶインスリン・ショック療法が施され、

ことになった


その後、母親は自身の「人生で最も大きな

、この治療が行われることを、認めていた、(同意/推進を行ってた)ことだ」と主張する。1965年、ヒューストン大学の

に入学した。

空軍への入隊を試みた直後に「人生に対して最小限の調整を行った急性躁うつ病」と分類した医師の診断を理由に拒絶された。1967年ごろに退学し、シンガー・ソングライターの雄たちに影響されて音楽演奏で身を立てることを志した……(以上Wikiより抜粋)。



ここに語られてあることなんか、氷山のほん一角のことでしかない。

だが、想像力を働かせるならば、ここにある題材をもって、

いろんなことが透けて観えてくる、推測することもまた可能であろう。

特に「 he don't steal or cheat or drink or lie〜〜 」なんてところに〜はーー!……なにが実際あったるのか、なんにおいてのことを、念頭に置いての、その歌詞だったのか〜が。

一概にあれのことだ、これのことだとは言えないだろうけどね。









Sometimes I don't know where this dirty road is taking me〜…

ときに分からなくなるんだ、この薄汚れた‥ホコリまみれのこの道が、
この俺を、いったい何処へと、連れて行こうとしているのか?。
(いったい、どんな未来へと、導いて、いってくれようと、しているのかが……)

Sometimes I don't even know〜 the reason why〜

ときに、その理由さえもが、分からなくなってしまってるんだ……
(俺はどうしてこんなところにいるんだ? 何をしに、ここへと、やってきたんだ?)

So I guess I’ll keep a-gamblin' lots of booze and lots of ramblin'

そんなもん、そんなことだから、俺は(毎日)賭け事ばかり、たくさん、山程飲んで、
そんで、くっだらないおしゃべりばかりをくっちゃべってる‥

Well it's easier than just waitin' around…to die

でもさ、それでいいんだ…それだってましな方なんだぜ〜、もうそれしかないだろ〜…
ただ、死ぬことだけを願って、それを待って、そこら中、あてもなくうろうろしてる、
いるってことだけよりは…


Well one time, friends, I had a ma〜

そうさな〜、こんな俺にも、こんな俺にだって、友もいれば、おふくろもいたんだぜ

I even had a pa〜〜……

更には、

、父親(親父(おやじ))ってやつまでさえもだ!

He beat her with a belt once 'cause she cried

やつぁ〜、一度、ベルトで、おふくろを、シバキやがったことがあるんだ。

(彼女が)大声で叫んだ、批判をもってしてのその


彼に、親父に、浴びせやがったもんなんで……

She told him to take care of me〜

おふくろは親父に俺の面倒を、もっとしっかり見てやってください〜って、彼に言ったんだ。
彼の将来のことを、もっと考えてあげてくれても、くれてやってもいいでしょー!だって、
貴方は、あの子の父親なんだから、彼においての、責任ってのがあるでしょうーー!って、
(ややこしい障害の事態の前では、そのことに対しては、父親はこころが折れてしまってた。
 その、息子が指し示してある、その現実の前からは、逃げることしか、できなかった…。)

She headed down to Tennessee〜

おふくろは(最終的に俺たちを置いて見捨てて)テネシーへと、とんずらこきや〜がった!

Well it's easier than just a-waitin' around…to die

っと云うわけで〜、そうした、そうしてしまうってことは、

ただ、ここで、俺たちと、じっと、死ぬのを待ってるだけ〜ってのよりは、

遥かに簡単で、(彼女にとって)、

選択だったのさ……。



Then, I came of age and I found a girl in a Tuscaloosa bar〜

そんでだ、(聴いてほしい思い出ばなしがあんだが)、

俺もそれなりに、歳だけは、放っといても、くっちまっててさ〜、

あるとき、タスカルーサのバーで、いい娘ってやつを目っけたんだ〜……

She cleaned me out and she hit it on〜 the sly〜〜

その女は、俺を文無しにしやがって〜、更にはトンズラまでこきや〜がった。

なんて卑劣なアマ、卑怯にして恩知らずな…小狡いばかりのビッチたるものであったことか…

(あれ〜?誰か他にも…前にも似たようなことがあった、そんなのがいたような気が…)


Well I tried to kill the pain

ってな訳でさ、俺は(このこころに負った)痛みってやつを、なんとかしようと、
殺さねば、消してしまおうと、必死の、努力をしてた、したって、わ〜けー!
(ドラッグや飲酒のことを正当化してる?)

I bought some wine〜 and I hopped a train〜〜

俺は何本かワインを買った。(体ん中に、それら全部を、流し込んでやったんさ。)
そして、列車に乗って、どこか遠くの町へと行こうと、行きたいな〜と、思ってたんだ。

Well, (it's seemed) easier than just waitin' around…to die

どうやら、やっぱり、死ぬことだけを、ただ待ってるってのは、余りにも辛すぎんだ…
なんだって、もうなんだっていい、なにか気を紛らわせることができるもんがあるんなら、
もし、そうすることができるんなら…そっちの方が、まだましさ……


Then a friend said he knew where〜 some easy money〜 was

そんで、それから、ある一人の友人が、ただの知人だったかもしれないんだが、
彼は云ったんだ「簡単に大金をせしめる、それを手に入れれる方法があるだぜ」って、
いとも簡単なる、そのやり方ってのが、そのやり口が、「あるんだ〜」って!

We robbed a man and brother did we fly〜〜

俺たち二人は、ある男を襲い、そいつの持ち金を全部残らず盗ってやった、奪ってやった。
そんで、兄弟は、いや俺達二人は、飛ぶようにして、別々に、ずらかったのさ…。

But the posse caught up with me

でも、どうしたもんなんか、俺は捕まっちまったんだがね。きっと指名手配の性だろ…

And he drug me back to Muskogee

そんで、自警団のやつ〜、俺を、マスコギー(オクラホマ州)へと連れ戻しやがったんだ。

And now it's two(2) long years, waitin' around…to die

そんでからが、今が二年だ。
だたただ死ぬことだけを待っての思っての見詰めてのその二年間…
他に何にもやれることはなかったし〜なんにもできない、できなかったもんだったから…
実際、それとしての、そうしたものとしての、生活だったんだ……。

Now, I'm out of prison,

さて!、今のこの俺は、もはや虜囚の身なんかではないだぜ〜
天下晴れての自由の身ってやつさ〜
服役ってのを、ちゃんと、しっかり、済ませてきちまったもんなんだから…

and I got me a friend at last〜(!)…

そんでだ、みんな聞いてくれよ〜!こっからが大事な話しなんだ〜〜
大ニュースってのがあるんだ!それとしての皆へのお知らせが〜!
この俺は、とうとう、遂に、俺自身に、本当の、本物の、友達ってやつを、
見つけてやることができたんだーー!!!。

And he don't steal or cheat or drink or lie〜〜……

そしてだ、こっからが本当に大事な話しになるんだが、
この友達ってやつはだ、盗みもしなければ、俺を偽る、欺くことも絶対しないんだ〜〜〜
更に、こいつは、酒を欲しがらない!、飲まない、できないんだ〜!

そして、こいつの、一番の、最高なるところは!
こいつは絶対に、この俺の期待を、決して裏切らないって、とこにこそあるんだ〜!
絶えず、いつも、どんなときであったって〜、誠実に、確実に、俺の求めに応えてくれる…
そんな、素敵な‥ほんと〜に、頼りになる、奴なんだ……

What is his name?……

彼の名前って、なんだったっけか?

“codeine”(*)he‥z…called …
コデインって…たしか…呼ばれて‥た・はず……

He's the nicest thing I've seen

彼との出会いこそが、我が人生における、もっとも素敵なること、
最高に有意義なる出来事だった!

And gather…we're gonna wait around…to die,

そんで、彼と一緒になって、死ぬときを、死ねるそのときを待って、
ただぶらぶら、ふらふら、気持ちよく、朦朧となって、そうして、
その夢見ごごちのままにて、毎日の日々を、過ごして、るんだ… フゥ〜

(Together we're gonna wait around…to die……… )

(とも)に、我ら二人は、死ぬることのできるそのときを、
ただ待ちわびて、ぷらぷら、ぶらぶら、無駄なことばかりをしながらに、

ただただ、一緒にて、待ってる……。



(*)a drug made from opium(阿片) that is used to reduce pain.




              〈了〉



不幸な、不運なるその身、その人生だった。それとしての成り立ちでしかなかったんだ。すべてが、どうにもこうにも、自分としてのその歯車が、世間とは、現実とは、うまく噛み合わなかった。困ったことに、それを誰かの何かのせいにすることは、いとも簡単なる、そんな人生だった……。

、イエスの答へが、想起されるべきもの、なのかもしれない。

  神のその栄光が現されんが為に〜であると…

  神としてのその業が、現されんが為に〜であると…

本事の、その成否は、外野席にて座る、私達にしかわからないこと。
この稿が存在してしまっていることも、あの彼の、その人生があったればこそのそのお陰。



ここ日本における1990〜2000年初頭は、「超氷河期」と呼ばれる程までの、就職困難期となる。このとき、この時期に、世に出ることを、社会にて、その居場所を構える、生活の基盤を構えることを余儀なくされてあった人たちは、その若者たちは、不遇と言うにしかない。

そのことの結果として、人生に長らく、未だ苦しんでいる人々の声、その思いとして、
この歌を聴くこともまた可能なのではないだろうか?。


補記:

自分が母親によって、会社から放逐されて、解雇へと追い込まれて、突如、職を探すことを余儀なくされてあった時期ってのがこのことなのだ。最悪の時期における最悪の状況だった。これもね〜、後の今になって分かることがある。彼らの、彼らとしてのその苦しみ、悲しみを、おまえも同じく味わっておきなさい、体験しておきなさいってことであったのだろう。同じ境遇にあったもの、落ちたものにしか、理解らないことがある。そして、そんな境遇にあるものを、ものらを、真に思いやれる、やってやれるのも、またそういった人間なのだ。ここの追記を行ったのには理由がある。明日4/2(2024)の午後にはテニス・スクールのとあるコーチに10万あげるんだ。彼は足の故障において休職を余儀なくされてあった。昨年の秋口より。結婚されてて娘さんは現在大学生だ。労災の適用はないんだ。ならばだ、一切の収入は絶たれてあったってことになる。この4/2が彼の職場復帰の初日になる。医者には止められてあったらしいが、前倒しでコーチ業を再開されてある。これは直接聞いた。その理由は明らかだ。株で儲けた阿吹銭なので、自分はなんの懐はなんも痛まない。*不思議なことは、その想定の金額を確保して、現金化して、口座へと移したその時点から株式市場は急降下で下落してしまってあった。*これにても云えることなんだが、「求めよ!さらば与えられん」だ…。



追記:

    ただじっと、ことの終わりのときたるを、
    その訪れを待ってるだけってのは…余りにも辛いんだ〜…
    だから、もう、なんだっていいじゃないか!…
    この自分の気持を、今の思いを、慰めてくれる、埋めてくれるもんであんならば、
    それをやっったって、使ったって、いいじゃないか〜〜……


これが、彼の、この歌におけるメッセージ、それの要約になる。

こういった思いを歌にして、吐露することにおいて彼は歌手としての仕事を得てた。
それで生活の糧を稼いでた。世からの世間からの注目を得る。
それなりに評価されてあった。

この、ここにある構造は、まったくよくない……。

元々の、幼き日に刻印されてあった、あのエルヴィスにおいての印象、その投影されてあった
ドルビジネスにおける華々しくしての成功としてのイメージ、それそのものがよくなかった。
このことは全アメリカ人においての、とっての共通のもの、幻想なのではあろうが……。

ことの問題その本質たるものを表すならば、それはまたあの絵の登場になる。なってしまう。



今回は、これはアメリカだってことになる。なんにだってこれは使えんだぜっ?!。

本体、本質たるものからの乖離が、この絵の表してあるところのものになる。

結局は、私達が信じて、依拠して、推進してある社会そのものが間違ってる。

ほん少しほど前までは、そんなでもなかったんだけどな〜……。

人格サイドと本質は伴にバランスをもって連携するをもって発達していなかればならない。

ドルビジネスへの傾きは、人格サイドの、それにおける専横、暴走、特化にしか当たらない。

人間はなんでなんか、すっごく薄っぺらなものに、なってしまって、
なってきてしまっているのだ。

狂気としてのものでしかないその傾きに向けて、全体として、爆走していってしまってる。

それにおいて染められてある社会において、成功したとしても、ことは根本の解決になど、
なりはしない。それを迎えなどしない。なるはずがないのだ。

追記:
例えば学校、特に大学だ。それは人を教え、鍛え、立派に社会にて役立つ人間を、用意するところであるはず。でも実際は、金儲けの為のそのビジネスに、堕ちてしまってる。誰もが、その虚栄心の満足の為に大学へ行きたがっていることから、アホほど私立大学が誕生してしまってたことからも分かる。それらは今、少子化の時代を迎え、すべて、破綻の憂き目にあっているではないか!。そんで、今度は海外から生徒を受け入れようと…。そのものらの学費がこれまた日本国民の税金から賄われてしまってる〜っと…。

まっ、とにかくすべての組織が社会が、自らの本分を、忘れてしまっているのだ。金と名誉と安定にしか興味がない……。あと一つだけ例をあげておきならば警察でさえそれなのだ。罰金の回収こそがその彼らの仕事の目的になってしまってはいないだろうか?。


ヘンドリックス、モリソン、そしてこの彼女……



ステージ上にて大観衆の歓声を浴びならが、絶叫ひとつをもってして、しこたま金を稼いでた、せしめていたんにも関わらず、……所詮、家に帰れば、ただの寂しいひと、
            Mr. Lonesome マン/ Mis. Lonely レディ……
それとしての人間でしかったんだ。そんで、空虚なることにおける、その飢えとしての思いを、それを埋めんと…、たらふく、ドラッグを、かっ喰らった、飲み込んで、いま〜したっと?。

そう、人格におけるその理想としてのイメージとしてのものに、もし成り得たとしても、
幸せにはなれないんだ。瞬間的に、それとしての状態、そのことにおける興奮を、
その味わいは持たれたと、しても〜だ!。ときをおけば、み〜な、色あせていってしまう。

ヒッピー文化における、その指向性/嗜好性においては、それに正解はあったが、それもまた人格における、それとしてのアプーロチとしてのものにしかならなかった。それでしかなかった。なので、結果の表れを、ことの達成を、急ぎすぎた…。それにおいての実現を、性急にー急ぎ過ぎてたんだ。っで結局は、ドラッグ万歳としてのものにしかなんなかった。*たぶんあの運動に参加してたその殆どは、なにが起こってるのかまったく分かっていなっかったはずなんだ。単なるマスヒステリー、お祭り騒ぎでしかなかった。*本一部のものらのみが、ことにおいてその原因、その解決に関して、意識的にして、また自覚的だった…。

若者は感性がシャープなんで直感に優れてはいるのだが〜、ことにおけるその結果の現れを、
それを見るのにおいて、急ぎすぎるんだ……。短気、ショートテンパー、忍耐心、根気に、
個人、単独ではどうしても欠ける、欠けてって、しまう。

*あの金言を改めて…「人は苦労して手に入れたものしか大事にはしない!」。
*もう一個!「継続こそが、継続できることこそが、その個人における真の力なのだ!」。それも〜なんの対価も報酬も求めず、意識せずして。それはもうその個人がやってるってことではなくなってしまってるっ!。これもまたたぶん、暴走としてのその事態なんだろねっ。

思っているよりも、想定よりも、遥かに時間がいる、かかるものとして、思っといたほうがいい。いや人生のそのまるごとをかけたとしても、たいしたことはできんのだろう…と。ならばだ、せめて、本当に幸せであれるよう、それとしてであれるよう、努力、祈念してあるまで…。

五体満足で、健康に生きていられたならば、もうそれだけでも幸せなはずなんだ。もし万が一にも愛する誰かが、この自分をも愛してくれる、その誰かってのが、側に、一緒にいてくれようものなら、他に、なにを求むるのだろうか?……。


まずは、余暇として認められる、その時間帯を、どうやって過ごすのか、どう過ごすべきなのかを真剣に考えた方がいい。そこには確実に自分なりの工夫がいる。価値あるそのやり方においては。有意義なるもの、過ごし方であるとの確信が持てるものとして!。

それがない限りは、絶えず、いつも、なにがしらかの想念が、頭の中を駆け巡っているばかりとなるはずだ…。自分のこの頭は、その中は、まるで、「木から木へと飛び移る、ただいたずらに移りまくっているだけの、狂った猿のようではないか〜!」との認識が、持たれなければならない…。「これじゃ〜単に空回り、エネルギーの無駄使いにしかあらない、あれれないじゃないかー!」っと…。

これが、この認識が、この自覚こそが、ことの一切にとってのおいてのスタートになる。
別段エネルギーは使わないでいい。安静、安穏にて、ただおれるってのも立派な存在だ。
また状況においては気付くべきことには気づけなければならない。ではその契機は、そのセンシングの主体たるものは?。それは決して知性センターなんかじゃない。ある種の感受性においての主体だってことでしかない。ハッキリ言って、それは、アートマンとしての私だ。

別に大したことをする必要はないんだ。猫がいつも、毎度毎日絶えず、ばらまいていきゃ〜がるるその床の上の猫砂を、丁寧に、欠片としても抜けることなく、小さなちりとりで、小さなブラシをもって、集めていりゃ〜いいだけの話し!。やること、この自分がやるべきこととしてのその内容は、尽きざるもの、尽きざるが如くして、いっつも、絶えず、身の周りにては、あるはずなんだから……。



ps1:

ここ日本においてともなれば、まことにありがたいことに、文化として、
この作法が、この智慧が、実生活の中にて、取り込まれていた、はずなんだけどな〜……。

ps2:

頭ん中のことなんで、どうもなにをどうやればいいのか分からない…
ならばだ、ほんことの反映ってやつににおいて、その努力を図ればいい。

何をもってか?。「お金の使い方」においてだ。これならば検証しやすい(?)。
たぶんその検証のメージャーになるのは、ことにおいての満足感、喜びの実感か?。
その相手は、その自分は、

そのことにおいて、
喜んでいる、満足してるのだろうか?。果たしてこの自分は、
お金を生き金として使っているだろうか?。有効に活かして使ったと言えるのだろうか?。
もし無駄づかいが多いと、死に金となっていることが

となるならば、
動かされて使っているまでなのだ。あくまでも衝動に、感情においてのことまでで、
そこには理性が働いていない。もし働いていたとしても、まったくの、無力なんだ…。
ある種の苦しみを受け取り、ある程度の痛みをこらえての乗り越えての、(これが伴ってあることが一種の証拠、確証、条件になるのだが)、あえてをもってしてのその受苦こその選択こそが鍵。これのみをもって開け放たれ得る、事後に現れてくる世界、現実ってやつが、あなたの取り分。貴方への真の報酬…。結局は、

だがそこには、単発的な、線香花火みたいにして瞬間的にして刹那的なものと、驚くほどまでに、長く長らく続くものとの二種類がある。この後者におけるその喜びにおいて、それをもってしてでなければ、前者としての喜び満足快感を退けることは不可能だろう。

このことは環境からの強制をもってでしか、逆境をあえて与えるをもってでしか、その当人には理解されないことになる。最初のその達成がなかなかに個人単体の努力では果たし難いことなんでね。

こういった理解が、自分の内に定着する、結晶化されるようなるよう、
神に祈る、求むるってのも、あってい、いこなんじゃないだろうか?。

は、すでに、ことは、十分(充分)に足りてんだってことを、やっとこさ、初めてこの自分は理解した、認めることができたってことに他ならない。ならばだ、なにを今更、これ以上のものを、そんなにまでも欲しがる、必要に思うことがあるのだろうか?。背後にてその自分を操ってあるのはあくまでも習慣、癖。低レベルの低濃度にしかあらないそのドーパミンの放出への依存でしかない。


本日は、自分が住まいする近隣におけるその桜の満開の日であった。

スノーダストならぬ、見た目においては、それに限りなくよく似た、
Cherry Blossom Typhoon としての日だった。

少し離れたところからの、遠目における、ほん一瞥にでしかなかった。それをもってでしか
なかった。だが、それだけでもう十分だった。ときは不思議なほど関係してこない。
気づいたときには既に、こころの琴線に、触れていた。

今日はとても良い日だった。

平安に久方ぶりをもって恵まれてあったのだ……。





                    〈了〉





おまけ:

原曲においてのその歌詞との比較用。

上段のやつが、そのオリジナルにおいてのもの。
一応、そっちにおいても聴けるようしておく。草々

https://www.youtube.com/watch?v=LGMOX8NpuR0



Sometimes I don't know where This dirty road is taking me
Sometimes I can't even see the reason why

Sometimes I don't know where this dirty road is taking me〜…
Sometimes I don't even know〜 the reason why〜

But, I guess I keep a-gamblin' Lots of booze and lots of ramblin'
It's easier than just waitin' around to die

So I guess I’ll keep a-gamblin' lots of booze and lots of ramblin'
Well it's easier than just waitin' around…to die


One time, friends, I had a ma
I even had a pa
He beat her with a belt once 'cause she cried
She told him to take care of me
Headed down to tennessee

It's easier than just waitin' around to die

Well one time, friends, I had a ma〜
I even had a pa〜〜……
He beat her with a belt once 'cause she cried
She told him to take care of me〜
She headed down to Tennessee〜

Well it's easier than just a-waitin' around…to die

I came of age and I found a girl
In a tuscaloosa bar
She cleaned me out and hit in on the sly
I tried to kill the pain, bought some wine
And hopped a train

Seemed easier than just waitin' around to die

Then, I came of age and I found a girl in a Tuscaloosa bar〜
She cleaned me out and she hit it on〜 the sly〜〜
Well I tried to kill the pain
I bought some wine〜 and I hopped a train〜〜

Well, (it's seemed) easier than just waitin' around…to die

A friend said he knew  Where some easy money was
We robbed a man, and brother did we fly
But, the posse caught up with me
And drug me back to Muskogee

It's two long years of waitin' around to die

Then a friend said he knew where〜 some easy money〜 was
We robbed a man and brother did we fly〜〜
But the posse caught up with me
And he drug me back to Muskogee

And now it's two(2) long years, waitin' around…to die

Now I'm out of prison
I got me a friend at last
He don't drink or steal or cheat or lie
Aw, his name's codine
He's the nicest thing I've seen
Together we're gonna wait around and die
Together we're gonna wait around and die

Now, I'm out of prison,
and I got me a friend at last〜(!)…
And he don't steal or cheat or drink or lie〜〜……
What is his name?……
“codeine”(*)he‥z…called …
He's the nicest thing I've seen

And gather…we're gonna wait around…to die,
(Together we're gonna wait around…to die……… )



もしかしたらならば、「Tanya」は、Tanya, which means "it was taught in a beraita".
It comprises five sections that define Hasidic mystical psychology and theology as a
handbook for daily spiritual life in Jewish observance. こっちと関係があんのかもしれない。

ユダヤ教の遵守における日常の精神生活のためのハンドブックとして定義する
5つのセクションで構成されていますっと、あるんでね……。












Re: a Lots of Ramblin' : Me too!




自分としてのその生きがいは、なにか自分とは違う他者、他存在との交信、交流だってことで、
まとめられると思う。その実際がテニスであり、創作なのだ。

共に、自分とはまったく、確実に違う別の生命あるものとだ、それとしての

だ。


交流交信は、一種のセックスとしてのものに、他ならない。


実際の肉体同士の重なりを、実は、必要とはしない。それしかないわけじゃない。


だが、だからこそか?、なんの慮りも、そこに自分は付与しないですむ。してない。
だって、社会的、物理的、肉体的な責任たるものは、事後一切発生しない。
伴ってなど来ることがないからだ。

刻印は、その相互作用における結果としての影響は、
あくまでもアストラル体ベース、それまでなんだろう。

殆どの相手は、このその実態を、分かっちゃいない。
覚えても、感じてもいやしないだろうが、
この自分は、確実に”性”としての要素を、その刹那においては意識してる…。

だからこそ、「フフフフフ」の「アハハハハ」の、悪魔の如くしてのその哄笑を、
プレイに際してはあげてられるんだ、あげていられるんだ…。

ほんといい内容で、ほんとよきオポーネンツ(相性)としてのものに出会えてたなら、
それと、それらと、相まみえることが適ったならば〜の話だけどね。
それらは滅多にいないんだけどね。

みんな駄目なのは勝つことに拘るそれへと傾きすぎていることにある。
それへの執念が強すぎる相手だと、自分の心は萎えてしまう。
核心はだ、それは遊びとしてのものであるってことなんだ。
楽しく遊ぶってのを多くの人は忘れてしまってる。
交信交流をもってしてのその刹那における、他者の確認なんだ。


肉を直接もって介さない、そこんところで発生する、「交感」こそが、その刹那の、想定外としての、供与、体験、印象、感受、共振…これらの恵みたるもののその精華精髄たる、「エロチシズム」こそが、我が魂、我が命の、その滋養……。これがあってこそ、自分は活かされて、また生かされてある。まだ、生きてあれる。


他者は、絶対に、自分が生きるにおいては、必要なんだ……。





彼のこの歌の歌詞には嘘がある、空想というか妄想としてのものが…。

それは実際の記録を読めば分かること。

彼の両親は

必死になって彼のことを心配応援してたはずなのだ。

また、彼は決して犯罪になんかに手を染めやなんかしなかった。

ましてや強盗だなんて、そんかことができるわけがない。そんな度胸彼にははない。

ことの理由、その動機は、弱さへと傾くこととのその自己正当化の為にだ。

自己の卑劣さ卑怯さ弱さを表すに、これは劣等感として、彼においてはいつも絶えず強烈にもたれていた思いなのだが、犯罪を犯しても、自分はもうまったく悔いることのないところまでになってたんだって表現にしたかったんだろう…。要は、別の嘘の表現をもって、して、その置換をもって、自分の弱さにおける告解としたかったのだ。

またこういったセンチメンタリズムを大衆はいたく好むってことも彼は知ってた。

実際、弱い人間だったし、それへの傾きを拡大することによって、
そのイメージにおいて、よって、自身にも、慰安を与えてあったのだろう。

彼は実際、現実との噛合はいたく悪かった。

だが、それに、そのことに、絶望してるだけでは絶対ダメ。



こりゃ〜救われんわ〜〜……。



彼の歌の方は、もう聞くことはないだろう……










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