第1話  芸術鑑賞

文字数 1,240文字

以下の三枚の絵は、作者は違へど同じテーマのものです。


そのテーマたるは…


Re: 『聖アントニウスの誘惑』















不思議なのは、なぜこのテーマにおいて多くの画家が創作に携わったのか?。
端折って言ってしまえば、聖霊の関与であったとしか思いようがない。
後に続く求道者に向けて、(あらかじ)

の予告を残しておきたかった。

この三枚の解釈は、かなり的を得ている。(他の作家さんのは全然ダメ…)
製作の構想においても霊感を得ていたものと考えられる。

みな、どれも、主人公は爺さんの姿で描かれている。
でもこれは表象としての話しとしてだけだ。

彼は決して若くはない。壮年のときはもう過ぎた。よって、ある種の試練は経てきた。
そういった人間であることの暗示でしかない。

実際は、五十代後半〜六十代の半ばぐらいの人間か?。

その正体は普通の信仰者でしかない。

では、なんで、彼は、惡魔を完全に暗示しているものどものに、
好き勝手されるような目に遭っているのか?。

わからんけど、現在の自分の状態を戯画化(カリカチュア)するならばこれになる…。

正しくこれ。一緒。えらいことになってしまっている…。


ある程度の詳細と、このことに関する考察を残しておきたいと思う。

でも、後日にする。

先に、各エピにおける精神の振れ幅みたいなものを確認しといてもらうのが良いかな…。


そのことの開始は仕事を辞めてからだ。社会から完全に引退してからのこと。

丁度、山上の垂訓をやり終えた辺りから急激に酷くなってゆく。

すべてはしかるべくの筋道に沿って…進行する。




〈いつか、後続は加えられます。〉




少しだけ…

なんらかの枷が解かれた。庇護が失われた。そのせいだ…。

元々、例外的な状態ではあったが、それに輪をかけたようになった。

要は、悪念、悪想、浅ましき考えのタイフーン状態となっちゃってるのだ。

単に更年期障害のせいだけかもしれない。


ともかく薄皮一枚で無事過ごせてはいる。台風の目の中に居るみたいなもんよ。

とは言え、影響はでかい。

それだからこそ、頑張っって作品を書いてる。

生成力をもって、今の状況を突破するの構え!。

(迷惑な話しやねー。)


自分は(と言うか肉体とは)、ここまで酷いものなのかと改めて思い知らされる。

絶望的に、決定的に、悪しきものだ。正確には、反射的に立ち起こってしまう

想念のパターンがだ。その実態は浅ましい限り、自分勝手なものの限りでしかない…。


計らずしも、

の導体となってしまっているエピもあるかもしれません。

ご注意をお忘れなく。

ご警戒を怠りなく…。


敬具






闇は光を理解せず。
いつまで経っても理解たるが起こることがない。
完全に、永遠に、永久に…。

それは、あくまで反射機能内にに巣くう悪霊たちでしかないのだから。
この身を去るまでは影響される。

他方、これとの闘争こそが贖罪の要諦なのだ。
彼らあってこその物種。


それでも、なおもて繰り返されるのは…
『Ab hoste maligno defende me.
』(アップ ホステ マリーニョ デフェンデ メ。)
悪魔よりわれを護り給え。
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