ドイツなんて存在しないんだよ!
文字数 614文字
まあ、ドイツは勢力として新しすぎるのよ。
今のドイツの領土に転がっていた都市国家を合体させただけの集合体に過ぎないのよね。
チュートンとかプロイセンとかその辺はドイツに含まれないの?
マニアックな話ね。
でもその話をすると、国家の定義を変えないといけなくなるわね。
国家の定義を変更できるなら歴史なんてやりたい放題じゃん!
そうだよ。
というか、民族紛争とか、結局のところ都合のいいように人種の定義を決めてるだけじゃない。
ドイツは都合のいいように国家の定義を変えていると言いたいの?
ごめん、みんな大好き中世以降のヨーロッパって、まさにそんな感じで、歴史もくそもないわよ。
自由に国の定義を変えて、争ってる。
そんな感じ。
逆に言うとEUとか柔軟なシステムで統治することができる新時代の国家システムなのかな?
国家を統合して終わりました、で面白いトークが書けると思う?
思わんよ。
ただ、歴史で語られているのは戦争の勝敗。
戦いを避けるための方法として国家を統合する、都市国家を統合する、というのはうまいやり方の一つね。
ドイツなんて国家、歴史が浅すぎたというのは作者の主張だけど、戦争を回避するための手段としてとても有効だと思うわ。
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