倍返し禁止法 ハンムラビ法典

文字数 557文字

目には目をで有名なハンムラビ法典のお話です。
蓮は敵が攻撃してきて村人が3人やられたらどうする?
目的は最初から相手の全滅だから。

人数に関係なく皆殺しね。

それはいけないよ。

ハンムラビ法典には自分が受けた損害と同等しか賠償を請求できないって書いてあるもの。

その法律ができる前はどうしてたの?
分かんない。
軽く自分の保有している奴隷が殺されたら相手皆殺しじゃね?
うん、そうだと思う。

巷を見渡しても、少し損害を被ったら死ね死ね言ってくる人だらけだし。

そんなわけで、ハンムラビ法典は復讐法と言われていますが、実のところリンチを禁止するために制定された法律、制定される前はみんな好きなように暴れまわっていました。

ハンムラビ法典のおかげで国が平和に近づきましたとさ。

めでたし。

逆にこの法典が成立する前まで人々はバトルロワイヤル状態だったわけ?
そんなことはないと思う。

根拠として国が成立するくらい発展しているわけだから。

でも、人々の暮らしを守るルールを明確にしないことには高度な文明は誕生しないと思うわ。

古代帝国の法律ってだけあって穴だらけだけど、昔の人にしては頑張ってたよね。

法律を作り出すという発想自体新しかったと思うし。

なんか、最近は犯罪者叩き激しいけど、現代日本ってハンムラビ法典以下なんじゃね、って思う日も意外とあるけどね。
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登場人物紹介

東雲連

セミニヒリスト

作者が遊んでいるゲーム AOE2やシビライゼーションの知識を編集するために登場させた。

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