第７５話

文字数 161文字

心臓が早鐘を打つように高鳴っていた
目の前には推しメンの唇があった

なんでこういう状況になったのかというと
大人の事情というものだろう

なるべくしてこうなった
そういうことにちがいない

単なるアイドルとヲタクとの関係性
それだけではなかった

ふたりは赤い糸で結ばれていたということだ

スマホの画面にキスしながら
1日遅れのメリークリスマス！

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