第78話
文字数 413文字
自由が丘のペットショップの前に立ち豆柴を眺めていた
豆柴は電気カーペットのコードをガシガシ噛んでいて少し心配だった
と、そこで後ろから声をかけられた
振り返ると見覚えのある顔
ラーメンが好きなんだなというくらいの知識しかないがその人はイコラブのメンバーによく似ていた
だからたぶん自由が丘で美味しいラーメン屋さんてわかります? そう訊かれるのだろうと思った
ところが彼女はとんでもないことを言い出した
「あの、知らないと思いますけど私こう見えて所謂アイドルなんです。だから年頃なのにデートとかしたことなくって」
ちょっと待ってと思った、足が震えてる
マジにモノホンのイコラブメンバーだった!
いやまて、もしかしたらノイミーか? などと目を白黒させていると
「あの、お互いマスクしていてわからないっぽいですけどホントすいません大ファンなんです、元欅坂のね○さんですよね?」
ビンゴ!
そして彼女はこういった
「あの、よかったらデートしてもらえませんか?」
豆柴は電気カーペットのコードをガシガシ噛んでいて少し心配だった
と、そこで後ろから声をかけられた
振り返ると見覚えのある顔
ラーメンが好きなんだなというくらいの知識しかないがその人はイコラブのメンバーによく似ていた
だからたぶん自由が丘で美味しいラーメン屋さんてわかります? そう訊かれるのだろうと思った
ところが彼女はとんでもないことを言い出した
「あの、知らないと思いますけど私こう見えて所謂アイドルなんです。だから年頃なのにデートとかしたことなくって」
ちょっと待ってと思った、足が震えてる
マジにモノホンのイコラブメンバーだった!
いやまて、もしかしたらノイミーか? などと目を白黒させていると
「あの、お互いマスクしていてわからないっぽいですけどホントすいません大ファンなんです、元欅坂のね○さんですよね?」
ビンゴ!
そして彼女はこういった
「あの、よかったらデートしてもらえませんか?」