第53話

文字数 130文字

麻衣と鰻重を食べにいった

頬っぺたが落ちそうだった

それから恵比寿から代官山まで
のんびり歩いた

そよ風が薔薇色の頬をくすぐり
美しい巻き毛がしとやかに流れる

言葉は要らない

時間が止まってほしかった

代官山で大好きな
雑貨屋さん巡りをしつつ

できれば物陰で唇を奪う
ワンチャン狙い
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