第33話

文字数 149文字

学園祭のクラスのだし物として
「ロミオとジュリエット」を
演ることになり
俺がロミオに抜擢された

それはむろん抜擢じゃなく
押し付けられたわけ

みんな演劇なんて興味ないし
台詞憶えるのもかったるいだけ

仕方ないから
おばあちゃんに
ジュリエットになってもらい
稽古した

「ああ、ロミオ、ロミオ、どうしてあなたはロミオなの」

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