第21話 ドール①

文字数 7,136文字

 堤は〈ラボ〉の職員。同時にスーパービジョンの幹部である人物との面会を取り付けた。
 ただしあくまで栞探偵事務所。〈ピックアップ〉の一員としての面会だ。
 栞探偵事務所側がスーパービジョンについて情報を掴んでいると、相手は知らない。
 
 夕方からの面会となったため、その前に夕陽はやるべきことを済ませておく。
 ブラックドワーフから奪った積み荷を、堤宛に発送しなければならない。

 郵便局へは1人で行くつもりだったが、何をしでかすか分からないからと飛鳥井がお目付役につけられた。
 2人は夕陽の運転する軽自動車で郵便局へ向かう。

「郵送して大丈夫なものなの?
 危険物は入ってない?」

「入っているようですね。
 でも梱包されていれば暴発の危険性はないと思います。実際にこの状態でブラックドワーフも輸送していましたし」

「民間人に被害が出なければ良いけど」

「大丈夫でしょう」

 夕陽は楽観的に笑う。
 郵便局に着くと、積み荷として回収した段ボール箱を持って伝票を記入する。
 堤のオフィスに近い郵便局の局留めで発送し、宛名には堤の名前を記入した。

「本当に送る必要あるの?」

「堤さんは約束を守ってくれましたから。
 それに送っておかないと後々厄介なことになります」

 飛鳥井も「それはそうね」と同意を示す。
 堤は求めていた品が手に入らないとなれば、栞探偵事務所についてスーパービジョン内部へと情報を共有するだろう。
 それはあまり好ましい事態とは言えない。

 2人は郵便局を後にして車の元へ。
 乗り込む前に、飛鳥井は夕陽へと声をかける。

「わたしの経歴。鴻巣(こうのす)(れん)の事件。
 本来知るはずのない情報をあなたは知っている。
 あなたのことが分からなくなってきたわ」

 夕陽は笑顔を見せた。

「奇遇ですね。
 私も、私のことが分からないです」

 そういう意味で言ってないと飛鳥井は呆れて、それから問いかけた。

「鴻巣連の事件について、わたしが知らない情報を持ってたりしない?」

「持ってないと思いますよ。
 飛鳥井さんが得られる情報以上のことは私にも知る手段がありませんから」

 明確に否定。
 だが夕陽は思い出したように告げる。

「あ、でも死因については心当たりがあります。
 と言っても、現場を見ていないので確証はないです。もしかしたら全く見当外れかも知れません」

「あの状況について何か知っているの?」

 飛鳥井は驚きを隠さず問う。
 鴻巣連の死体は、内蔵や血管に至るまで、表と裏を反対にされていた。
 毛細血管の1本1本に至るまでひっくり返すなど通常の方法では困難だ。
 〈ツール〉が使われたと疑っていたが、それを実現できる〈ツール〉の存在はまだ突き止められていなかった。

 夕陽は頷く。

「同じような状況を再現する方法は知っています。
 ただその方法が使われたとは確証ないですよ。
 さっきも言った通り現場を見ていませんから、裏返しにされたというのがどのような状態だったのか想像しているに過ぎないですし」

「それでも構わない。
 その方法を教えて」

 懇願するように飛鳥井は言った。
 だが夕陽は内容についてまで説明するつもりはなさそうで、右手を前にして、人差し指をぴんと立てると問う。

「1つ質問良いですか?」

「ええ、どうぞ」

 飛鳥井は質問を許可する。
 拒んだら夕陽はこちらの質問にも答えないと勘ぐったからだ。
 それを受けて夕陽は問いかけた。

「飛鳥井さんと鴻巣蓮さんはどういう関係でした?
 恋人だったりします?」

 飛鳥井はそのくだらない質問にため息交じりに返す。

「しないわ。
 わたしにとっては友人の兄以上の繋がりはなかった」

「あら? 本当にその答えで良いですか?」

 夕陽は微笑み、首をかしげる。

「その場合、飛鳥井さんは友人の兄が殺された事件を調べるために就職先を決定した変な人になってしまいます。
 恋人でしたら説得力ありますけど、友人の兄だと関係性が薄くないですか?」

 指摘されても飛鳥井は回答を修正しようとはしない。
 彼女は毅然と答えた。

「それでも嘘はつけないわ。
 淵沢さんは嘘が嫌いなのでしょう?」

 回答に夕陽はにんまりと笑って見せる。

「ええそうです。私は嘘が嫌いです。
 ――でも飛鳥井さん。本当に知りたいですか?
 知ってしまったら、私みたいに記憶を失わない限りは知らなかった自分には戻れませんよ」

 飛鳥井の決意は揺るがなかった。
 夕陽の目を真っ直ぐに見据えたまま、彼女は頷く。

「わたしにとっては知らなければいけないことよ」

「飛鳥井さんはそう言うと思ってました」

 夕陽はそう返すと、真っ直ぐに立てていた右手の人差し指を揺らす。

「ねえ飛鳥井さん。
 飛鳥井さんには何が見えていますか?」

 不思議な問い。
 飛鳥井は目を凝らした。
 目の前には淵沢夕陽の姿。
 子供みたいにキラキラとした大きな瞳。
 いつも通り髪を両側で結んでおさげにしていて、今日は初夏らしく、生地の薄い長袖を身につけている。
 彼女は右手を真っ直ぐに突き出して、その人差し指を立てている。

 それだけだ。
 それ以上の情報を飛鳥井は拾えない。

「わたしには、特に変わった物は見えないわ」

「そうですよね」

 夕陽には飛鳥井には見えない何かが見えているのか?
 飛鳥井は目を凝らすが、やはり変化は無い。ただ夕陽が右手を前に突き出して笑っているだけだ。
 
「あなたには何が見えているの?」

 飛鳥井が問う。
 夕陽は口元に笑みを浮かべ、右手を引っ込めて立てていた指を握り込んだ。

「さあ。分かりません」

「その分からないものが鴻巣蓮の死因と関係があるの?」

 重ねた問いに、夕陽は頷いた。

「あくまで可能性があるというだけです。
 何もかも全て、堤さんが紹介してくれた偉い人とお話ししてからですね」

 夕陽はこれで話すことは全てだと、運転席のドアを開けた。
 飛鳥井も助手席に乗り込み事務所への帰路につく。

 結局夕陽は肝心な問いに対して回答しなかった。
 鴻巣蓮の死因は謎のままだ。
 
 飛鳥井は過去の夕陽とのやりとりを思い出す。
 夕陽は嘘をつかない。
 ならば夕陽には飛鳥井には見えない何かが本当に見えている。
 その正体を知る可能性があるのは、〈ラボ〉の所属にしてスーパービジョンの幹部。
 相手が本当のことを話していくれるとは限らない。
 でも夕陽は、どのような手段を用いてでも聞き出すつもりだ。

    ◇    ◇    ◇

 夕方、指定された場所へと向かうため、仁木が運転するプリウスは東丹沢山地の舗装路を進んでいた。
 うっそうとした木々に囲われた薄暗い道は通行量が少ない。
 そんな山道を進むこと1時間。
 指定された住所に近づくと、古い工場があった。
 そう遠くない場所に採石場があったから、その加工か何かをかつて行っていた工場跡地だろう。

 工場敷地の入り口には立ち入り禁止の表示がされていた。
 しかしそれらは最近動かされた跡がある。
 飛鳥井と守屋は車を降りて道を塞いでいた車止めを撤去する。

 プリウスは敷地内に入り、廃工場正面に停められた。
 近くに別の車両は見えないがタイヤの跡が残っている。先に来ていた彼らは、工場裏手へと停めているらしかった。

「確実に罠だな」

 守屋は呟く。
 車から降りた夕陽もその意見に頷いた。

「そうでしょうけど、情報を知ってる人が来てくれるなら罠でも構いません。
 皆さんはここで待っていてください。私1人で話を聞いてきますから」

「バカを言うな。
 話を聞きたいのはこっちも同じだ」

「でも足手まといです」

 思いがけない夕陽の言葉にも守屋は怯まなかった。

「こっちの台詞だ」

 夕陽は守屋の言葉に笑顔を見せる。

「止めはしませんけど、命の保証は出来ないですよ」

 夕陽は言って、「ちょっと待って」と右の髪を結び直す。
 それから先頭を切って進む守屋を追いかけて、廃工場の正面シャッターを持ち上げる。
 古びて居るが可動部分の手入れはされているようで錆も少ない。
 鍵もかかっていなかったため、普通に持ち上げただけで開いた。
 
 4人は廃工場に入った。
 殺風景な内装。がらんとした、倉庫のような内装だった。
 クレーンがあったらしいが撤去されて、支柱だけが残されている。
 後は等間隔に柱が立ち並んでいるのと、階段があり、倉庫を1周ぐるりと囲う足場へと登れるようになっていた。

 懐中電灯を照らして中央へと進むと、ぱっと明かりがつけられた。
 突然煌々と照らされて守屋達は目を細める。
 古い建物のはずなのにLEDの光によって明るく照らし出された。

「栞探偵事務所の皆さん。
 遠くまでご足労頂いてすまなかったね」

 男の声が響く。
 建物の奥。足場の上に人の姿が見えた。
 目の慣れた夕陽がその男を見やった。

 30代半ばから後半ぐらいの男。
 作業服の上から白衣を羽織った格好。
 髪は中途半端に伸ばしているが整えられている。
 メガネをかけている顔からは、潔癖症めいた気難しそうな印象を受けた。
 彼が〈ラボ〉の研究員にして、スーパービジョンでの堤の上司。
 確かに研究者らしい風貌を纏っている。

「僕は〈科学研究局〉の正規研究員、深津(ふかつ)だ」

 彼は深津と名乗った。
 夕陽にはその名乗りがどうも嘘っぽく聞こえた。恐らく偽名だろう。

「どうしても聞きたいことがあると執拗に〈ストレージ〉へ要求を出していたらしいね。
 分かる人に直接聞きたいと。
 さもなければ広く〈管理局〉内部に情報を共有すると言ったとか」

 堤は良い具合に交渉してくれたらしい。
 夕陽は深津の問いに答える。

「はい。
 私たちの抱える問題については、どうしても直接、本当に真実を知っている人に尋ねなければいけないことだと考えて居ます」

「それでその質問とは?」

 問いかけに、夕陽は肩から提げていたトートバッグから”水牛の像”を取り出した。
 3Dプリンタで作成した模造品だ。
 それを右手に乗せたまま、真っ直ぐ深津の方へと突き出す。

「これについてです。
 これが一体何なのか、どうしても説明して頂きたいのです」

 深津は示されたそれに、メガネを持ち上げ、目を大きく見開いた。
 興味を持っている。ただの”水牛の像”以上の価値をそこに見出している。
 彼の反応からそれは明らかだった。

「GTCが所有していたとされる像か」

「そうです。
 これはあの展示会に、鴻巣さんが持ち込んだものです。
 上手いこと私が回収しました。
 深津さんは、これが何なのか説明できますか?」

 問いが返されると、深津は頷いて見せた。
 そして彼はカバンから何かを取り出す。
 赤土色の土偶。
 長さ20センチくらいで、不格好な顔と、手を示すヒレのような飾りのついた、お世辞にも上出来とは呼べない造形の物体。
 彼はその胴を右手で握ったまま前に突き出した。

「これが見えるな?」

 深津の問い。
 夕陽は大きな瞳をいっぱいに見開いて、深津の示す土偶。――そのやや上方を真っ直ぐに見つめた。

「はい。見えます。
 厳つい顔つきをしていますね。髪の色は鮮やかで綺麗です」

「確かにそうだな」

 深津は頷くと左手を高く掲げた。
 それを合図にして、柱や廃材の後ろに隠れていた人影が飛び出す。

 咄嗟に拳銃を抜く飛鳥井。
 だが構えられなかった。

 相手は覆面で顔を隠した男が6人。栞探偵事務所の面々を完全に取り囲んでいる。
 手にしている武器は短機関銃だ。
 遮蔽物のない倉庫のど真ん中。拳銃と〈鉄の書〉だけでは勝ち目がない。

「なんのつもりだ。
 こっちは話をしにきただけだ」

 守屋が主張する。
 深津はその主張を受け入れた。

「ああ。
 こちらもそのつもりだ。
 だがその前に、関係の無い人間には帰って頂こう。
 話をするのはその女だけだ。
 他の人間は、何も分かっていないのだろう?」

 問いに対して夕陽が頷く。

「はい。
 見えているのは私だけですね」

「では部外者にはお引き取り頂こう」

 短機関銃を構えた面々が距離を詰めてくる。
 撃たれたら助からない。
 迷う守屋に対して夕陽は言った。

「だから言ったじゃないですか。
 この先の話は私だけで済ませるので、皆さん先に帰っていてください」

「待て。そういうわけには――」

 守屋は意見しようとするが、6つの短機関銃の銃口を向けられて、指示に従わないわけには行かない。
 このままでは全員死ぬだけだ。
 そんな彼へと決断するようにと夕陽は言葉を強くして言った。

「私なら大丈夫です。
 ですから帰ってください。その方が私としても安心できます」

 守屋は飛鳥井と仁木へ視線を向けた。
 2人も了承を示したため、守屋は手を掲げて抵抗しない意志を見せると、ゆっくり倉庫の入り口へと歩いて行く。
 飛鳥井と仁木もそれに続き、3人は倉庫の外へ出た。

「これで良いですか?
 では説明して頂けますか? これは結局何をするための存在ですか?」

 深津は1つ息をついて、間を開けてから答える。

「我々はこれを〈ドール〉と呼んでいる」

 夕陽はその名を口の中で復唱した。
 〈ドール〉。確かに人形にも見える存在だ。
 夕陽は次の問いを投げる。

「それで、スーパービジョン――ああ、建前は〈ラボ〉でしたね。
 それをあなたは組織して、〈ドール〉を使って何をしようとしていたのですか?」

 若干の間。
 スーパービジョンの存在を知られていたのが気になるのか、深津が組織したと指摘されたのが気になるのか、どちらかは定かではない。
 だが彼はどちらも否定することなく語り始めた。

「目的は進化だよ。
 〈ツール〉を管理だなんてバカげているとは思わないだろうか。
 〈ツール〉は物理法則という強固な檻から人類を解放する唯一の存在だ。
 この研究を進めるためには〈ツール〉と、それを製造する〈ドール〉の力がどうしても必要だ」

「なるほど」

 夕陽は頷く。

「〈ドール〉は〈ツール〉を作る存在という訳ですね。
 ――それって本当ですか?」

 問うが、深津は答えようとしない。
 短機関銃を持ったスーパービジョンの兵士達へと合図して、夕陽に対して射撃体勢をとらせる。

「真実はどうでも良い。
 依り代(よりしろ)を床に置け」

「“水牛の像”のことですか?
 へえ。依り代と呼ぶんですね。いろいろ教えてくれてありがとうございます」

 礼を言うが、夕陽は直ぐには“水牛の像”を手放さない。

「ちなみに私、この像を手放したら撃たれますよね?」

 分かりきった質問に深津は迷うことなく頷いた。

「ああ。だが手放さなかったとしても撃たれる。
 だとすれば、楽に死ねる道を選んだ方が賢明だろう」

「面白い意見だと思います」

 夕陽は笑う。
 深津の脅迫などまるでまともに取り合うつもりなど無いかのように、楽しそうに笑って見せた。

「では撃たれる前に聞いておきます。
 この〈ドール〉に見覚えはありませんか? 元々は〈管理局〉や〈ラボ〉、もしかしたらスーパービジョンの管理していた〈ドール〉ではありませんか?
 それだけどうしても確認しておきたいです」

 深津は目を細めた。
 夕陽が右腕に持つ”水牛の像”。
 そこから姿を現している〈ドール〉の姿を彼は見やった。

 頭の大きな2頭身の人型で、大きさは全長30センチほど。
 真っ黒な髪に冠のような飾り。
 瞳は顔の半分を占めるほど大きく、闇の底のように光の一切存在しない漆黒だった。
 口は裂けたように横に広がっていて、涎のような、血のような何かを滴らせている。
 服はひらひらとした真っ黒なドレスで、裾はギザギザに切られていてそれが服なのか布きれなのか分からない。

 深津は確認し終わると、首を横に振った。

「そのような〈ドール〉は見たことない」

「あら?
 そうですか? 深津さんが知らないだけではなくて?」

「〈管理局〉の回収した全ての〈ドール〉を把握している」

 深津のその回答に、夕陽も落胆したように肩をすくめた。

「あらら。
 見たことない〈ドール〉ですか。振り出しに戻りましたね。
 あなたに会うの、とても大変だったんですよ。
 深津さん。
 私に見覚えありませんか?」

 落胆もつかの間、問いを変える夕陽。
 だが深津はこれ以上夕陽の問いに付き合うつもりはない様子だった。
 強制回収のために、兵士へと前進命令を下そうと左手を構える。

「つれないですね。
 もう少し話してくれても良いのに」

 渋りながらも、夕陽は手にしていた”水牛の像”をゆっくりと床へ置く。

「そこから下がれ。ゆっくりとだ」

 言われるがまま後ずさる夕陽。
 ”水牛の像”から2メートル離れた場所まで移動すると、今度は止まるようにと命令される。
 夕陽は立ち止まると深津へ向けて問いかける。

「死んでしまう前に聞かせてください。
 〈ドール〉は〈ツール〉を作る存在とおっしゃいましたよね?
 深津さんが知っている中で、〈ツール〉を作れない〈ドール〉は存在しましたか?」

 深津はうんざりしたようにため息をつく。
 彼は吐き捨てるように言った。

「〈ツール〉を作れない〈ドール〉は存在しない」

 掲げた左手が振り下ろされる。
 攻撃開始の合図だ。

 倉庫内に銃声が轟く。
 短機関銃が火を噴き、夕陽は6方向から飛び交う無数の銃弾に晒された。

 数秒間攻撃は続き、深津が攻撃停止の合図を出すと止んだ。
 硝煙が充満し銃声の反響が収まる。
 すると倉庫内に、幼さを残す無邪気な女の声が響いた。

「――だとすると変な話です。
 私の〈ドール〉は〈ツール〉を作れません。
 〈ツール〉を作るのに条件が必要なのでしょうか?
 その点、深津さんは詳しいですよね?」

 硝煙が晴れる。
 夕陽は変わらず倉庫の中央に立っていて、無数の銃弾に身を晒したというのに無傷であった。
 彼女は満面の笑みを浮かべて、首をかしげて問いかける。

「ねえ深津さん。
 教えて頂けませんか?
 深津さんもここで死にたくはないですよね?」

 
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