第7話由紀子の部屋 風呂も一緒

文字数 968文字

由紀子は、涙目で、華蓮に迫った。
「ねえ、お話したいの」
「何もしないって約束する」
「香苗も一緒でいい」

華蓮は、仕方なく、頷いた。
「10分なら」

(結局、三人で由紀子の部屋に入った)
(由紀子の広いベッドに、由紀子、華蓮、香苗と並び、横になった)

由紀子は華蓮の手を握った。
「苛めてごめん」
華蓮は口を尖らせた。
「いつも苛める」
香苗も華蓮の手を握った。
「とにかく、華蓮、可愛過ぎるから、心配なことは事実」
由紀子は、(結局、華蓮を横抱きにした)(香苗も、同じことをした)
「食べたくなる」
華蓮は、嫌そうな顔。
「暑い、汗臭い」
由紀子は、華蓮の首筋をなめた。
「汗なめちゃう」
(華蓮は、硬直した)
香苗は華蓮のシャツのボタンをはずし、手を華蓮の胸に這わせた。
「もう少し、肉をつけなさいよ」(華蓮はくすぐったいので、顏を赤くした)
華蓮は、文句を言い始めた。
「おもちゃにしないでよ」
「それが、一番嫌」
「由紀子ちゃんも香苗ちゃんも、いつまでも僕を子供扱いして」
由紀子は、脚を絡ませた。
「このまま寝ちゃいたい、安心するもの」
香苗も、華蓮の胸の愛撫を続けながら、脚を絡ませる。
「ようやく、子供の頃の楽しみが復活したの」
華蓮は、泣き顔で抵抗した。
「汗かいたから、お風呂に入りたい」
「明日も授業がある」
「音楽部の練習もあるから、楽譜を見ておきたいのに」
「約束の10分過ぎたよ、もう離して」

由紀子の目が輝いた。
「洗ってあげたい、お風呂に入ろう」
香苗も続く。
「華蓮のお尻も好きなの」

華蓮は抵抗した。
「もう、幼児ではないの」
「恥ずかしいよ」

由紀子は、華蓮の髪を撫でた。
「シャンプーもしたいな」
「きれいな髪だもの」

香苗は、華蓮の内ももを撫でた。
「全身泡だらけにして、ザブンと流すの、好きだったなあ」

華蓮の抵抗は通じなかった。
結局、二人の年上美少女と一緒に風呂に入り、洗われ、彼女たちを洗った。

大きな檜風呂で、三人は並んで座る。
由紀子は、やや小ぶりな美しい胸を華蓮に密着させた。
「私たちを信じてね、必ず華蓮を守るから」

香苗はその豊胸(左胸)に華蓮の手を導いた。
「三人とも、同じ血が流れているの、だから別れていても、引き合う」

由紀子は涙顔だ。
「華蓮、ずっと離れて暮らして辛かったでしょ?」
香苗も泣いた。
「本当に・・・おじい様・・・大人たちは怖過ぎる」

(華蓮は懸命に、ノボセに耐えている)
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