40 みんなを守り抜くその時まで

文字数 6,602文字

「ノエリィ!」
 叫びながら体を跳ね起こすと、ミシスの頭はしたたかに天井に打ちつけられました。
「あいたた……」
 頭を押さえてうずくまり、苦悶の表情を浮かべます。けれどすぐに気を取り直し、自分の置かれた状況を大急ぎで確認します。そしてどうやら自分は二段ベッドの下の段に寝かせられていたらしい、と気づきます。
 いつものエーレンガート家の、ノエリィと二人で暮らした部屋のことを思いださずにはいられませんでした。けれど即刻、その幻想は打ち砕かれてしまいます。
 手狭(てぜま)で、ろくに家具も置かれていない薄暗いその部屋は、きっとあの飛空船のなかの船室にちがいありません。床の下から、なにか大きな機械のようなものが駆動する震動がかすかに伝わってきています。
 ミシスはベッドから出ると、はしごに足をかけて上の段をのぞき込みました。
 そこには、いつもどおり、ノエリィが眠っていました。
 頭を横に一周する包帯を巻かれ、いつもお団子に結っている髪もほどかれて枕に広がっています。唇は少し乾燥して白っぽいけれど、頬の血色はだいぶ良くなっていて、寝息も穏やかで安定しています。
 ベッドの柵につかまったまま、ミシスはその寝顔を見つめました。
「無事でよかった、ノエリィ……」
 思わずこぼれ出たその声に反応して、眠っていた少女の寝息が一瞬止まり、続いて深く息が吸い込まれるのと同時に、まぶたがうっすらと開きました。
「……あれ、ミシス?」
 ミシスはたまらずノエリィの体を抱きしめました。力なく持ち上げられたノエリィの腕も、ミシスの背中に回されます。
「わたしたち、助かったんだね」ノエリィがささやくように言います。
「うん。もう、心配しなくていいんだよ……」
「ミシスは、平気?」
「わたしは大丈夫」ほほえんでこたえます。「それよりノエリィ、怪我はどう?」
 ノエリィはきょとんとした表情を浮かべて、ミシスが身振りを使って指し示す箇所、つまり自分のこめかみのあたりを手で触ります。
「あぁ、怪我してたんだ、わたし。だからちょっと、頭がじんじんするのね」
「痛む?」
「ううん、たいしたことないよ。ねぇ、ここはどこ?」
「たぶん、あのマノンさんたちが乗ってきた船のなかだと思う」
 二人はベッドを出て、いつの間にか着せられていた簡素なパジャマのような服を脱ぎ、机に畳んで置かれていた自分たちの服に着替えました。そして念のため警戒しながら、船室の扉を開けて外へ出ました。
 ミシスが一人でこっそり忍び込んだ時とちがって、船内はどこも照明がつけられています。外からの光も燦々と射しこんでいて、まるであの嵐の日とはべつの船になってしまったようです。二人は周囲を観察しながらそろそろと廊下を歩いていきます。
 途中、小さな窓から、外の様子をうかがいました。どこかの樹々の生い茂る森のような場所の真っ只中に、船は停泊しているようです。すぐ近くに細い滝が見えます。かすかに野鳥たちの鳴き声も聴こえます。雨は止んでいて、空は綺麗に晴れ渡っています。くわしい時刻はわかりません。でも太陽の位置からして、きっとまだ午前中だろうと、ミシスは予想します。
「どこなんだろう、ここ……」
 不安げにノエリィがつぶやきましたが、ノエリィが知らない場所をミシスが知っているはずもありません。ただかろうじて二人にわかるのは、船を囲む樹木の種類がいつも自宅のある丘で見かけているものと似ている、ということくらいのものです。ということは、この船はまだコランダム領の内側、あるいは近辺にいる可能性が高いと言えそうです。
 壁伝いに廊下を進んで(かど)を曲がると、その先に幅の狭い上りの階段が見えました。二人は足音を忍ばせながら、こわごわと上階の様子をのぞきます。 
 それは十段にも及ばないほど短い階段で、そこから続く上の空間にマノンとグリュー、それにレスコーリアの姿が見えます。三人のいるその部屋には、四方から目に痛いほどの陽光が注がれています。それはきっと、あの甲板の後ろの方に載っていたガラス張りの操舵室でまちがいなさそうです。
 廊下と階段の角に身を潜めたミシスとノエリィは、すぐに顔を見あわせて上階に向かうかどうかの無言の協議をおこないました。
 しかしその結論が出ないうちに、聴き慣れない男性の声がとつぜん上から降ってきました。
「……なるほどな。おおむね、そちらの状況は把握した」
 低くて深みのある、ある程度の年齢を重ねた男性の声です。でも階下から目を凝らしても、その当人らしき姿はありません。鉱晶通信で話している相手のようです。
「なかなか連絡がつかなくて申しわけなかった」男性が言います。「なにしろ王都も酷い有様なのだ。あのコランダム独立宣言以来、市街も中枢も反王国主義者たちによる暴動が多発していてね」
「被害はいかほどなのです」マノンが片手の親指を唇に押し当てながらたずねます。
「まだすべては把握できていない。だが各所で相当数の負傷者が出ているようだ。残念ながら、死者も少数……」
 グリューがかぶりを振ってため息をつきました。「なんてこった……」
「国王陛下は?」マノンがたずねます。
「無論、ご無事だ。親衛隊が警護している」
「研究所の方は?」
「調査中だが、少なく見積もっても三分の一程度が機能していない。人的損害が大きいようだ」
「そりゃ、自分らの仕事がお(かみ)に横流しされてたってはっきりした日にゃ、誰だって辞めたくなっちまいますよ」グリューが肩をすくめました。
「とりあえず」一つ咳ばらいをして、通信相手の男性が続けます。「こちらのことは、私にまかせておけ。それより問題は、〈リディア〉だ」
 その名を耳にして、上階の三人と階下のミシスのあいだに緊張が走りました。ただノエリィだけが、ぽかんとしています。
「率直に言おう」男性が淡然と告げます。「存在が知られてしまった以上、これから先の世界において最も大きな争いの火種となりうるのは、その顕術の発動に成功したカセドラ〈リディア〉をおいてほかにないと、我々は判断している」
「もちろん、僕もおなじ考えです」マノンが同意します。「でも、レーヴェンイェルム将軍。リディアを目撃した敵兵は、多く見積もってもおそらく二十名程度。その秘めたる力の発動を彼らは目にしましたが、正確にはなにが起こったのか理解できていない可能性の方が、ずっと大きいはずです」
「それはいささか楽観的すぎる想定じゃないかね?」
「承知の上です。だからこそ、連中はその秘密の正体を暴こうと、このリディアを執拗に追い求めるでしょう。そして――」
「その設計図、つまり〈青写真(あおじゃしん)〉を、だね」
「そのとおりです。そちらの方は、大丈夫なのでしょうか」
「案ずるな。数ヶ月前にグリューが発見、回収して以来、発顕躯体(はっけんくたい)の〈青写真〉は常に我がカセドラ〈ゴルドベルク〉が守護している。王国が完全に敗北するその日が来るまで、誰の手にも届くまい。つまり永久に、その日は来ない」
「信じますよ、将軍」
「任せてくれ」
「それでは、リディアはどうします。現状の王都には帰還しない方がよさそうに思えますが」
「それはまちがいなくきみの言うとおりだ。今やリディアを置いておくのに、王都ほどふさわしくない場所はあるまい」
「ではどうしろと――」
「逃げろ」
「……は?」
「混乱が収束するまで、そのまま逃げ続けろ」
「そんな」マノンはかぶりを振ります。「いつまで続くかわからないこの状況下で、まともな整備もできない環境下で、逃走を続けろとおっしゃるのですか?」
「今のところそれ以外に良策はない」
 グリューとレスコーリアがそれぞれに脱力した表情を浮かべて、虚しく視線を交わしあいました。
「そこでだ」将軍がやや語気を強めます。「本日この私ヤッシャ・レーヴェンイェルムが、トーメ・ホルンフェルス国王陛下の名代として、きみたちに任務を与える」
「任務ぅ?」レスコーリアが首をかしげます。
「現時刻をもって、きみたちは国王陛下より直々の密命を与えられた〈特務小隊〉となる」
「……そんなの、ただの名目上の肩書きでしょう?」マノンが大仰に眉根を寄せます。
 かまわず将軍は続けます。「きみたちの任務は、王国の所持する極秘兵器の隠匿、保護、そしてそれらの活動に付随して生じることが予想される各種危機的状況への対処と解決である」
「要はリディアを隠し持ったまま逃げまくって、やばそうになったら自分らでどうにかしろ、ってことですよね」グリューが意訳します。
「いやかね?」将軍がさらりと返します。
「いやもなにも、最高司令官直々のご命令でしょう。命令に背いちゃ、軍規違反の罪でおれたちの将来は真っ暗だ」
 それからしばらくマノンは沈黙していましたが、やがてとてつもなく長い息を吐き出すと、まるで黒板に書かれた文字を読み上げさせられる児童のような口ぶりで言いました。
「にんむりょうかいしました」
「よろしい」将軍が通信器の向こうでうなずいた様子が伝わってきます。「……ところで、先程一つ訊きそびれたことがある」
「なんでしょう」マノンが冷ややかに応じます。
「敵機の乗員以外でリディアの姿を見た者は、きみたち以外にはいないんだろうな」
「ええ、ここにいるので全員です。……あぁ、今は船室で休んでいる操縦者も含めて、ということですが」
「民間人の少女だったな」
「ええ」
「仕方ないが、部外者とはいえ責任は負ってもらわねばなるまい。その少女にもきみたち特務小隊に参加してもらうしかないだろう」
「それは……」
 マノンとグリューが顔をしかめます。レスコーリアは、まるで一番星を探す人のようにまっすぐなまなざしを、青空の彼方へと向けています。
「どのみち、その少女はリディアと結びついてしまったのだろう。それにきみたちの報告によればカセドラ操縦者としての適性はかなりのものらしいじゃないか。ならばなおさら、力を貸してもらうしかあるまい。いや私とて、心が痛みはするよ。だがあえて容赦なく言わせてもらえば、これは一市民に対する王権の強制執行である」
 マノンはうなだれてその言葉に耳を傾けていましたが、ふと思い立って顔を上げました。
「あの、そういえばもう一人、こちらは不確かですが、リディアを見ていたかもしれない者が……」
「何者だ」
「操縦者の家族です」
「正確な確認は取れていないのか? もし見られていたのなら、口外される前に手を打たねばならん。今どこにいる」
「この船のなかに――」
「ここにいます」ノエリィが大きな声を発しました。
「ノエリィ!」ミシスが顔を青くして押し留めますが、時すでに遅しでした。
 上階の三人が驚いて、階下の二人の方を振り向きます。
 ノエリィはミシスの手をつかんで、そのまま一緒に階段をのぼっていきました。そして操縦席の前に並んでいる三人のすぐ目の前に立ちました。
「ノエリィ」マノンが心配そうに声をかけます。「具合はいいの?」
 精一杯の笑顔で少女はうなずきます。でも眼鏡の奥の一対の瞳は、少しも笑っていません。ただじっと、通信器とおぼしき装置にその視線は注がれています。
「誰だね」将軍が厳しい声で問います。
「今お話しした、リディアの操縦者の少女と、その家族の少女です」マノンが説明します。
「すみません」ノエリィが少し震える声で言いました。「わたしたち、今のみなさんのお話、ぜんぶ聴いていました」
 マノンとグリューが両目を見開き、互いに手を繋ぎあっている少女たちの姿を改めて凝視しました。
「わたし、ノエリィ・エーレンガートといいます。わたしの母とマノンさんが旧知の仲で、それでわたしもマノンさんたちと知り合いました」
「そうか。よろしく、ノエリィ。私は王国軍の将軍、ヤッシャ・レーヴェンイェルムだ」
「あの、将軍、みなさん」ノエリィはまわりの全員の顔を見渡します。「さっきからみなさんがおっしゃっている操縦者って、ミシスのことですよね」
「そうよ」レスコーリアがふわふわと宙に浮きながら、こともなげにこたえました。「ね、ミシス」
「うん」ミシスがうなずきます。「あのカセドラ、〈リディア〉を動かしたのは、わたし」
「ミシスは、これからみなさんと行動を共にするっていうのは、本当ですか」
 握りあう手のひらに力を込めながら、ノエリィが落ち着いた声でたずねました。
「そうだ」将軍が断言します。「残念だが、ミシス。きみに拒否権を与えてあげることはできそうにない」
 なにか言おうと思ったけれどなにも言えないまま、ミシスはただ少しだけ肩を落として足もとの床を見つめました。操舵室の床には、いかにも高級そうな赤い絨毯が敷かれています。できたばかりの船の床の上の、敷かれたばかりの新品の絨毯です。年季の入った、暮らしの匂いの染みついた、あのエーレンガート家の床に敷かれていた絨毯とは、まるで異質のものです。
 そこで唐突にノエリィが一歩前進し、覚悟に満ちた声で宣言しました。
「ならわたしも一緒に行きます」
 首をぐるっと一振りして、ミシスはノエリィの横顔を見つめます。決意の炎を宿した二つの眼が、そこに双子の太陽のように輝いています。
「だめだよ、ノエリィ……」ミシスが蚊の泣くような声で懇願します。
 しかしノエリィは決然と首を打ち振り、ミシスに向かってにっこりと笑いかけました。そして将軍がまるで目の前にいるかのように、顎を上げて胸を張りました。
「将軍、わたしは、みなさんがおっしゃっている〈リディア〉というカセドラを、たしかにこの目で見ました。まさかミシスが動かしているとは、思わなかったけれど……」
「そうか」将軍がこたえます。
「それを知って、将軍はわたしにどんな処遇をお与えになるおつもりですか」
「申しわけないが、決して情報が洩れないよう、我々の手できみの身柄を保護させてもらうしか――」
「そんなの絶対にいやです!」すかさずノエリィが大声を上げました。「ミシスだけ行かせるなんて、わたしには絶対にできない。お願いです。どんな雑用でも、お手伝いでも、なんでもこなしてみせます。だからわたしも、みなさんと一緒に行かせてください」
「だめだよ、ノエリィ! だってお母さん……先生が……」ミシスが喉を震わせます。
「ううん。お母さんだったら、必ずわたしの選択に賛成してくれるはず」ノエリィは一分(いちぶ)の迷いもなく言いきります。
「……きみの気持ちはわかった」将軍がため息まじりに言いました。「マノン、もう辞令は下した。きみの部隊だ。特例として、この人事の判断はきみに委ねよう」
 先生、とマノンは心のなかでつぶやきました。ごめんなさい、先生……。そして彼女は、少女の顔をじっと見つめました。敬愛する恩師と瓜二つのその顔が、頑固でひたむきなまなざしが、まっすぐにこちらへ向けられています。眼鏡の奥の瞳のなかには、ただの一欠片も曇りが見つかりません。それが一欠片の半分でもあってくれたなら、有無を言わさず船から降ろすつもりだったのですが……
「同行してもらいましょう。僕が責任をもって保護、監督します」
「ありがとうございます!」少女は深く勢いよく、頭を下げました。
 一同の視線は、自然とその隣に立つミシスの姿に集まりました。その場にいない将軍も、計らずも今回の騒動の台風の目になってしまった少女が口を開くのを、黙して待っているように感じられます。
「……初めてリディアに乗る時、レスコーリアが教えてくれました」ミシスは静かに口を開きました。「一度乗ったら、それから先ずっと、リディアとわたしは一心同体になるんだって。それでわたしはすぐに、これからこのカセドラの責任を自分は背負って生きていくんだってことを、覚悟しました。それは、ノエリィや、ハスキル先生や、大好きな友だちやみんなの居場所を守るための、最善の手段だと確信したから、できたことです。だからなに一つ、後悔はしていません。その時から、わたしはもう、心を決めていました」
 ノエリィが横に半歩移動して、ミシスの肩に自分の肩をそっとつけました。
「みんなを守り抜くその時まで、わたしはリディアに乗り続けます」
 ミシスがそう宣言すると、彼女の頭上でレスコーリアが誇らしげな笑顔を浮かべました。ほかのみんなもそれぞれに胸を打たれ、肩を寄せあい気丈に立つ二人の少女へ向けて、無言の賞賛を送りました。
「感謝する」最後に将軍が言いました。
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登場人物紹介

◆ミシス


≫『聖巨兵カセドラ』本編シリーズの主人公。推定年齢は15歳前後。大陸北西部の白砂地帯に一人倒れていたところを王国軍に保護された、記憶喪失の少女。

◆ノエリィ・エーレンガート


≫旧コランダム公国の郊外の丘に、母親と二人暮らす少女。思いがけない縁の運びにより、生涯の親友となるミシスと巡り逢う。

◆ピレシュ・ペパーズ


≫エーレンガート女学院の生徒代表と寮長を兼任する俊才にして、一流の剣士。ハスキル院長を敬慕している。ノエリィとは幼馴染みどうし。

◆ハスキル・エーレンガート


≫エーレンガート女学院の創立者にして学院長。ノエリィの実母。大戦前から数々の悲運を経験してきた苦労人だが、常に笑顔と優しい言葉を絶やさない名教師。

◆グリュー・ケアリ


≫ホルンフェルス王国軍所属の科学者。名門ケアリ家の長子。現在はマノン・ディーダラス博士の助手を務めている。無類の料理好き。

◆マノン・ディーダラス


≫若き天才発明家として名を馳せる科学者。ホルンフェルス王国軍所属。出身地はコランダム公国。輝かしい赤髪は持って生まれたもの。

◆レスコーリア


≫無二の相棒として長年マノンと寝食を共にしてきた、アトマ族の少女。アトマ族としてはめずらしい高度な知的能力を持つ。性格は至って自由奔放だが、実はとても義理堅い。

◆ゼーバルト・クラナッハ


≫コランダムの軍人。巨兵大戦前には、同国の騎士団長を務めていた。

◆ライカ・キャラウェイ


≫コランダム軍に所属する武人。公国の名門キャラウェイ家の長女。常時冷静沈着だが、その身の内に秘める覇気は並々ならぬものがある。

◆レンカ・キャラウェイ


≫キャラウェイ家の次女。姉のライカと共にコランダム軍に所属している。いささか気性が荒く我儘で、興味がないことには一切関与しようとしない。

◆ヤッシャ・レーヴェンイェルム


≫ホルンフェルス王国軍の将軍。全騎士団及び国王親衛隊を含む総軍の長。〈戦王〉と讃えられる国王トーメをして、「魂の兄弟」と言わしめた傑物。

◆〈アルマンド〉


≫ホルンフェルス王国軍の主力量産型カセドラ。史上初めて完全な建造に成功したカセドラとして知られているが、今なお世界最優秀の量産機と評される。

◆〈ラルゲット〉


≫かつてコランダム公国が主力として運用していた量産型カセドラ。〈巨兵大戦〉終結後は、一切の製造が禁止された。

◆〈□□□□□〉


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