1 あなた、名前はなんていうの?

文字数 6,415文字

 夜明けの少し前に少女は目を覚ましました。
 ぱっちりと開かれた二つの瞳に、見覚えのない天井が映ります。顔を横に向けると、カーテンが掛けられた窓がすぐ目の前に、そしてその反対側の壁には四角に切り抜かれた大きな暗黒が見えます。それはこの空間と外部とを繋ぐ出入口のようですが、なぜかそこに付けられているドアは、外側に向かって開かれたまま固定されています。
 少女はゆっくりと身を起こし、自分が置かれた状況を注意深く観察します。どうやら彼女は、小さな部屋に一人きりで寝ていたようです。部屋には少女が横たわっているベッドのほかには、古ぼけた椅子が一脚と、水差しと花瓶の置かれた書きもの机があるだけで、どこにも生活の匂いのようなものは感じられません。一輪の花さえ、一枚の絵さえ、飾られていません。
 あたりはまだ暗闇に沈んでいて、物の輪郭は、少女自身の体も含めて、ぼんやりとしか見ることができません。出入口の向こう側には濃密な夜の黒が居残っていて、その先がどうなっているのか、見通すこともできません。
 おそるおそるベッドから降りると、少女は裸足のままふらふらと窓辺へ歩いていきました。
 少しだけカーテンを開けて、外をのぞいてみます。
 すると大きく距離をあけた真向いに、自分がいる部屋の窓とおなじかたちの窓が見えました。さらに、それとおなじ窓がいくつも、まるで盤の目のように整然と、そびえ立つ壁の(おもて)に並んでいます。そしてあちら側の壁とこちら側の壁は、もう一つの似たような造りの壁で繋がっていて、どうやらここはコの字型をした大きな建物のなかのようだと、少女は目算を立てます。下から数えてみると、少女のいる部屋は七階に位置しているようです。
 建物に囲まれた地上部分は、広々とした中庭になっています。石畳の小道が蜘蛛の巣のように伸びて、いくつかある建物の出入り口どうしを繋いでいます。庭の中央には大きな噴水があり、そのまわりに樹木とベンチが配されています。少女から見て左の方には背の高い真っ黒な鉄柵と門があり、それがこの建物のある敷地と外界とを隔てているようです。敷地の外にも、中庭にも、そして無数に並ぶ窓のなかにも、動くものはなにも見あたりません。ただ時折り、まだ天上に居座っている星々がちらちらとまたたくのと、早起きの鳥たちが視界の端をかすめていくのが見えるだけです。
 少女はしばらくカーテンの裾をつかんだまま立ち尽くして、なにを考えるともなく外の景色を眺めていました。いえ、考えないというより、もっと正確に言うなら、その時の少女には、物事をきちんと整理して考えるということが難しかったのです。まるで頭のなかに濡れた綿がぎっしり詰まっているみたい、と彼女は感じていました。
 ふと振り返って、開け放たれたドアの方を見てみます。少し時間が経ったせいか、先ほどよりは外が若干明るくなっているのがわかります。少女は混濁した頭を抱え、そちらの方へ吸い込まれるように向かっていきました。
 その先は廊下になっていました。
 左右両側の壁に、やはり少女がいるのとおなじような部屋がいくつも並んでいます。その内のどれかの奥から、ときどき小さな咳ばらいやいびきの音が伝わってくるので、各部屋に人がいるのがわかります。でもそのほとんどは、まだ深い眠りに沈んでいる気配があります。
 廊下の一方の(がわ)の突き当たりからは、起きている人間たちの立てる物音がかすかに聴こえてきます。逆の方からは、隙間風の吹く音だけが響いてきます。少女はとくに理由もなく、人を避けて風の鳴く方へ向かって、壁伝いにそろそろと歩いていきました。
 やがて、階段が見えてきました。
 ずっと下の階から、人の足音が伝わってきます。少女は迷いなく上階へとのぼっていきます。誰にも会わずに三階ぶん上がった先で階段は終わり、とつぜん両開き型の扉が目の前に現れました。見ると、鍵穴に鍵が挿さったままです。少女はそれを回して扉を開け、鍵を手に握りしめたまま外へ出ました。
 一気に視界が開けました。
 そこは、建物の屋上でした。奥の方に大きな給水塔がいくつか立っているほかには目立つものはなにもなく、ただ平らな石造の床がどこまでも広がっているだけの場所です。天上には月の余韻と太陽の予兆が入り混じる深い青紫色の空が展開し、黒々とした雲の群れが互いにぶつかり合いながら風に流れています。
 ここで初めて、少女は薄明かりに照らされる自分の体をまじまじと観察しました。
 ひょろひょろとした生白い腕と脚、うつむく視界の両脇に垂れる髪は肩まで伸びていて透き通るような水色。身に着けているのは、とりあえず体を隠すことだけを目的に頭からかぶせた一枚布、といった具合の、真っ白でなんの飾り気もない裾長の衣服だけ。両手で頬を撫でると、皮膚の表面には弾力が感じられはするものの、少々やつれ気味なのがわかります。
 風にはためく服をぎゅっと抱きしめ、少女はひんやりとした石の床を、それが果てる(きわ)まで、おぼつかない足取りで歩いていきました。そして行き当たった(ふち)の柵に両手を置くと、固唾を呑んで下界をのぞき込みました。
 思わず少女は悲鳴をもらしました。
 広大な都市の光景が、彼女の視界のすべてを埋め尽くしました。
 もしも地面に植えたら建造物が生えてくる(たね)があるとして、そしてそれが各々の好きな色、好きな形、好きな大きさに育つことを神さまに無制限に許されているとして、そんな種を上空から地上へ向かって無計画にめいっぱいばらまいたとしたら、こんな(みやこ)ができあがるんじゃないか。そんなふうに少女は想像しました。見渡すかぎりの大地に乱立する無数の建物は、それぞれに意匠を凝らした装飾や彩色を施され、まるで草花や樹木のような生命感さえ感じさせます。
 畏怖の念に打たれた少女は、しばし息を止めて眼下の大都市を凝視しました。早朝にもかかわらず、もう多くの人間たちが街路を歩きまわっています。軽快な音を立てて進む馬車や蒸気自動車の姿も、わずかながら見ることができます。まだ空高くに前夜の月を張りつけたままだというのに、この華麗なる都はすでに今日という新しい一日の営みを開始しているようです。
 少女のいる建物は、大通りに面していました。そしてどことなく、周囲のほかの建造物群と比べて古風な外観になっているのが見てとれます。
(ここはどこなんだろう……)
 少女が胸の内でつぶやいた、その時でした。
 突如、東の空を覆っていた雲が真っ二つに割れ、そこから圧倒的なまでに燦然と輝く太陽が、顔をのぞかせました。
 少女の目に映る景色を左から右へ一刀両断するように、黄金の光の洪水が驀進(ばくしん)していきます。
 とっさに彼女は両腕で顔を覆い、上体を後ろへのけぞらせます。そして光が突き進む道を、じわじわとまぶたを開いて、半眼(はんがん)で辿ります。
 その遥か先には、天に迫るほど巨大な城が建っていました。
 それまで夜霧に包み隠されていたその姿が、少女が呆然と見つめるなか、(あかつき)の光線によってあっという間に暴かれていきます。城は都市の真っ只中にあり、その頂点は万物を睥睨(へいげい)するかのごとき高みにあります。今、生まれたての朝陽(あさひ)を一身に浴するそれは、まさに想像を絶するほどの威容を誇っています。
 直後、少女の目が、

を捉えます。
 城の少し手前、大きな城門の両脇に、

は見えました。
 鮮やかな桃色の鎧で頭から爪先までを包んだ兵士が二人、剣を胸の前で構えて立っています。
 門を挟むようにして並び立つその姿は、不動ながらも張り詰めた威圧感を周囲に放っています。
 少女が目を()めずにいられなかったのは、その二人の兵士の身体が、あまりにも巨大だったからです。
 彼らが守っている城門でさえ、周囲の建物を凌駕するほどの幅と高さを持っているのに、その前に立つ彼らの体格は、優にそれを上回るほどのものです。彼らの近くを普通の大きさの人間たちが行き交っていますが、両者の背丈を見比べても、おおよそ七倍から八倍ほどの差がありそうです。
 少女のいるところから城門まではかなり距離があるので、はじめは目の錯覚ではないかと疑いましたが、どうやらそうではないようでした。兵士たちの足もとにいる人々がちゃんと生きて動いていることが、それを証明していました。二人の兵士は、たしかに巨大だったのです。
 少女が眉根を寄せて彼らの姿を眺めていると、出し抜けに、ずしんずしんと、大きな足音のようなものが聴こえてきました。ぎゅっと柵を両手でつかみ、わずかに腰を引かせて、少女は音の出処(でどころ)を探しました。
 しかしそれは探すまでもなく、それまで目を向けていた先からやって来ました。
 ゆっくりと城門が開放されると、その奥から新たに二人、門の前に立つ二人とそっくりおなじ姿かたちをした巨兵が、外へ向かってまっすぐに進んでくるのが見えました。彼らは両手になにも持っておらず、ただ胸を張って悠然と歩いています。足音のような音は、本当に足音だったのです。
 新たに現れた二人の兵士は、門前で剣を掲げている二人のあいだに立つと、それぞれに敬礼を交わしあい、剣をその手に預かりました。そして先にいた二人が立っていた場所を譲られ、やはりおなじように剣を胸の前に構えて静止しました。それきり微塵も動かなくなりました。任務を終えた二人は、背を向けて城の敷地の奥へと退()がっていきます。
 見ると、城門のまわりにはちょっとした人だかりができていて、彼らは拍手をしたり歓声をげたりしながら、巨兵たちの交代劇を見物しているようでした。記念撮影をしている人も、何人かいました。
「あなた、そこでなにしてるの?」
 とつぜん背後から声をかけられ、少女は文字どおり飛び上がるほど驚きました。振り向くと、芯の強そうな顔つきをした小柄な初老の女性が一人、そこに立っていました。彼女はぱりっと(のり)のきいた白い服を着ています。頭にかぶっている丸帽子もやはり白です。手にはほっそりとした形の水筒を持っています。
「あらっ」女性は少女の顔を見るなり、なにかに気づいて声をあげました。「あなた、たしか昨日運び込まれてきた子じゃない?」
 少女はなにもこたえられず、両目をむいて怯えるように女性を見ています。
「どうやってここへ上がって来られたの?」女性がいぶかしげにたずねます。
 押し黙ったまま、少女は固く握りしめていた手を開き、鍵を差し出しました。
「……なるほどね」女性は苦笑しました。「ここの警備員、たまに鍵を挿しっぱなしにしたまま帰ることがあるのよ。まったく、困ったものだわ」
 そう言うと女性は少女を怖がらせないようにそっと歩み寄り、すぐ目の前に立ちました。
「体は大丈夫そうだね。気分はどう?」
 なにか返事をしようとしますが、少女の舌はもつれてうまく動きません。
「どうかしたの?」女性が心配そうに少女の表情をうかがいます。
「――あ、あの」少女はようやく言葉を絞り出しました。「あの、大きな、兵士の人たちは、なんですか」
「え?」女性の目は少女の視線を追って、彼方の城門へと向けられます。「カセドラのこと?」
「カセドラ?」
 その名を復唱する少女の声には、未知の単語を初めて口にする時の響きが含まれていました。白衣の女性は、その響きをはっきりと聴き取りました。そして心底驚いた顔をして言いました。
「え……あなたまさか、カセドラを初めて見たの?」
 少女はうなずきます。
「うそぉ」女性は笑いだしました。「カセドラを見たことないなんて、そんな人が本当にいるんだ。よっぽど遠いところから来たのね、あなた。生まれはどこなの?」
 少女は首を横に振ります。
「なに? 言いたくないの?」
「わからないんです」
「わからないって、なにが? まさか自分の故郷がわからないって言うのかい?」
 少女は首を縦に振ります。
「……なにか、事情があるんだね」女性は同情するように声の調子を落としました。「なら、今までどこで暮らしてきたの? それも言えない?」
「わかりません」少女はぽつりとつぶやくようにこたえます。「なにも思いだせない」
 それを聞くと女性ははっと息を呑み、手に持っていた水筒を地面に置くと、少女の頬を両手で包んで自分の顔に近づけ、その瞳を間近からのぞき込みました。
「まさか……」女性は緊迫した声をもらしました。「記憶障害? それとも、認識障害かしら。ねぇ、あなた本当に、故郷のことも、今までの暮らしも、わからなくなっちゃったんだね?」
 頬をぎゅうと挟まれて唇を尖らせたまま、少女はうなずきます。
「困ったことになったね」女性は手を離してため息をつきました。「一時的なものだったらいいけど……」
「ここはどこなんですか?」少女はまわりを見渡しながらたずねました。
「ここは病院だよ。王都にある、王立病院」
「王都?」
「まいったね。ここが王都だってこともわからないのかい」女性は呆然とします。「いいかい。ここはホルンフェルス王国の首都、王都ヨアネス。あそこにお城が見えるでしょう。あのなかに、この大陸の全土を統治する王様が暮らしてるの」
「ホルンフェルス」少女は無感動にくり返します。「王都、ヨアネス、王様……」
 女性は力なく首を振ります。「そんな、なにもかも初めて聞く、みたいな顔をして……。歴史上初の大陸制覇を成し遂げた、天下のホルンフェルス王国だよ? 今日日(きょうび)、どんな山奥の猿だってその名を知らぬ者はないっていう」
「猿」少ししょんぼりして少女はつぶやきます。
「ああ、ごめん。気をわるくしないで」女性は笑ってごまかします。
「平気です」少女はけろりと言います。「じゃあ、あの大きな、カセドラっていう人たちは、お城を守ってるのね」
「そうだよ。あれには王国軍の兵士が乗ってるんだ」
「えっ」少女は目を丸くします。「人が乗ってるの?」
「そりゃそうさ」女性は両手を広げて笑います。「あんなばかでかい兵士がいるもんかね。見てごらん、あの鎧の胸のあたり。あそこの扉から人間がなかに入り込んで、あの機械仕掛けの巨体を動かしているんだ」
 言われて目を凝らしてみると、たしかに二体の巨兵の胸部の中心には、菱形(ひしがた)の扉のようなものが見えます。
「どうやって動かすの?」
「どうやって……って質問に答えてる暇はなさそうだ。そろそろ一服して、仕事の準備に取り掛からなくちゃいけない」
 そう言うと女性は水筒の(ふた)を開けて、そこに熱い液体を注ぎました。うっすらと金色を帯びた透明なそれは、どうやらお茶のたぐいのようです。女性はそれを黙って少女に手渡しました。少女はうながされるまま受け取って口をつけ、ふうふうと息を吹きつつ時間をかけて飲み干しました。それから女性は自分のぶんを注ぐと、ぐっと一息で飲んでしまいました。
「晴れた日の早番の時には、ここで一服してから一日を始めるのが私の習慣なんだ」穏やかな笑みを浮かべて女性が言います。「さて、あなたも部屋に戻っていなさい。じきに看護士たちが起床の巡回に来る時間だ」
「帰りかたがわかりません」少女は正直に言いました。薄暗いなかを無心で歩いて来たため、道を忘れてしまっていたのです。
「仕方ないね。ついておいで」
 手招きしながら階段の方へ大股で歩きだす女性の背中を、少女は小走りで追いかけます。屋上を出る時に、もう一度振り返って、太陽に祝福される王城と、その前に屹立(きつりつ)する二体の勇壮なカセドラの姿を、両の(まなこ)に焼きつけました。彼らの剣が放つ白銀の光が、少女の瞳の奥にいつまでも消えない残像となって刻まれました。
 扉を閉めて階段をおりる前に、女性がふと足を止めて少女にたずねました。
「あなた、名前はなんていうの? それも覚えてない?」
「ミシス」少女は即答しました。
「名前は覚えてるんだ」女性はほっと息を吐きました。「さて、ミシス。あなたはこれから、ちょっと大変かもしれないね……」
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登場人物紹介

◆ミシス


≫『聖巨兵カセドラ』本編シリーズの主人公。推定年齢は15歳前後。大陸北西部の白砂地帯に一人倒れていたところを王国軍に保護された、記憶喪失の少女。

◆ノエリィ・エーレンガート


≫旧コランダム公国の郊外の丘に、母親と二人暮らす少女。思いがけない縁の運びにより、生涯の親友となるミシスと巡り逢う。

◆ピレシュ・ペパーズ


≫エーレンガート女学院の生徒代表と寮長を兼任する俊才にして、一流の剣士。ハスキル院長を敬慕している。ノエリィとは幼馴染みどうし。

◆ハスキル・エーレンガート


≫エーレンガート女学院の創立者にして学院長。ノエリィの実母。大戦前から数々の悲運を経験してきた苦労人だが、常に笑顔と優しい言葉を絶やさない名教師。

◆グリュー・ケアリ


≫ホルンフェルス王国軍所属の科学者。名門ケアリ家の長子。現在はマノン・ディーダラス博士の助手を務めている。無類の料理好き。

◆マノン・ディーダラス


≫若き天才発明家として名を馳せる科学者。ホルンフェルス王国軍所属。出身地はコランダム公国。輝かしい赤髪は持って生まれたもの。

◆レスコーリア


≫無二の相棒として長年マノンと寝食を共にしてきた、アトマ族の少女。アトマ族としてはめずらしい高度な知的能力を持つ。性格は至って自由奔放だが、実はとても義理堅い。

◆ゼーバルト・クラナッハ


≫コランダムの軍人。巨兵大戦前には、同国の騎士団長を務めていた。

◆ライカ・キャラウェイ


≫コランダム軍に所属する武人。公国の名門キャラウェイ家の長女。常時冷静沈着だが、その身の内に秘める覇気は並々ならぬものがある。

◆レンカ・キャラウェイ


≫キャラウェイ家の次女。姉のライカと共にコランダム軍に所属している。いささか気性が荒く我儘で、興味がないことには一切関与しようとしない。

◆ヤッシャ・レーヴェンイェルム


≫ホルンフェルス王国軍の将軍。全騎士団及び国王親衛隊を含む総軍の長。〈戦王〉と讃えられる国王トーメをして、「魂の兄弟」と言わしめた傑物。

◆〈アルマンド〉


≫ホルンフェルス王国軍の主力量産型カセドラ。史上初めて完全な建造に成功したカセドラとして知られているが、今なお世界最優秀の量産機と評される。

◆〈ラルゲット〉


≫かつてコランダム公国が主力として運用していた量産型カセドラ。〈巨兵大戦〉終結後は、一切の製造が禁止された。

◆〈□□□□□〉


≫???

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