人柱レビュー 強い意志を持って生きてみた
文字数 498文字
知ってる人は知ってると思いますが、作者は病人です。
それがどうして生きてるの？
生きてなんていない。
ギリギリ生きていくことを選択しただけ。
作者はギリギリでも生き抜くと強い意志で選択したのよ。
それってすごいことじゃない。
どうしてそれが作者には気に喰わないの？
それがね、強い意志を持ってしまうと、人ではなくなるからだよ。
生きていくだけ、なんとか食べていくことを追求して生きると、人の心を失う。
人としての余裕を持たないで生きると、人の心を失う。
自業自得じゃん。
そうだよ。
生きていこうとして、人の感覚を失うの。
それで、生きていくのに必死過ぎて周囲の人間とうまくいかない。
結果的に生きていけない。
人と話をして、お互いを分かりあって、自分が人間の感覚を失っているとはっきり分かるのよ。
こんな畜生になるくらいなら、さっさと死んだほうがましなの。
それでも希望につながってると思って生きないことにはどうにもならないけどね。
生きていくために人の感覚を捨てて今困っているのは自業自得でしかない。
だからまあ、秋照のやってることは生きていくのに必死な人の言うこと、いわば強い意志を持った人間の末路と思ってもらえればそれでいい。
