偶像

文字数 495文字

昔アイドルが好きだった事があるんです。
高校生の時です。

ライブにも行ったし握手会にも行きました。
今でも何個かグッズは持っています。

アイドルが頑張る姿に励まされ、その歌や映像で元気を与えてもらいました。
本当です。

ある日、推しのメンバーがグループを卒業する事になりました。
その時は悲しみましたが、芸能界から居なくなる訳では無いからまた応援できる!
そう思いました。

結局どうなったかと言うと、そのアイドルグループを熱狂的に応援することはなくなったし、その推しの芸能活動を追うこともなくなりました。

アイドルグループにいる彼女が好きだったんですね。

結局その人の事を全て好きになった訳じゃなくて、ファンの期待に応えてくれるから好きだったんだと感じました。

情けないですね。
自分の期待に沿ったことをしなくなったら好きじゃなくなるなんて。

全部の面を見せている人間なんて居ないのに、見えない部分まで想像して期待して、勝手に想像した部分に裏切られたら叩いて。

情けないですね。

期待も想像もしない。
隠された部分が出てしまったら
「そんな事もあるよね」
で受け流せる位の器のデカさが欲しいです。

それでは、また次の機会に。

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