第49話 すべてを受け取り希望の星に

文字数 749文字

今まで、優に半世紀以上生きてきた訳であるが結構過酷なことも幸せなことも体験できてとっても感謝している。

だが、一般的に多くの人が得られているまたは得たことがあるであろう、恋愛というか結婚・家庭人としての体験はまったくと言っていいくらい未経験だ。

これからはそんな幸せを得て、自身を満たし、多くの人々と共に素晴らしい世界を創造していくのが使命だと託宣を受けている。

一般的に言って、初老と言われる年代ではあるが、本人は「永遠の5歳児」と認識している。

それ故、ほとんどの方々がお兄さん・お姉さん方であるので、思いやりのお言葉にはお礼を言って、素直に従おう、そのような心持ちでいる。

少なくともあと100年は生きて、人生は幾つからでも花を咲かせられること、楽しい・感動的な人間関係・大きな温かな愛、などを受けられることを示し、多くの失意に沈む人々に勇気を与えられるような希望の星として世を照らし続ける。

そう決めている。

死ぬる後はどんでもいい。

すぐ忘れられてもまったく無問題だし、できれば死ぬときは皆が爆笑する生き様で魅了したい。

残って欲しいものは言葉だけであり、それは自身の内から湧き上がってくるので、自身はまったく作家などではない。

自身が作っているのならそれは作家であろうが、勝手に現れ出づる言葉を記す者は果たして作家だろうか。

文章芸術を志向するもの・学ぶ者というのが適当であると考えている。

死した体は動物にでも食していただき、墓などに入るのはほんとばかばかしいので嫌だ。

名前なんかも覚えていて欲しいと想わんし、人々が生きる勇気を灯してもらえることを可能とする言葉を多く残せたなら、自分の生はとても意義ある至福であったと感激し、嬉しさでいっぱいで熱い雫が溢れ出し、切なさと感謝で魂が震えて喜びに包まれるだろう。
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