第34話 What’s up Alan Watts

文字数 511文字

つい先程であるが、アラン・ワッツなる哲学者を知った。

イギリス生まれで、アメリカへは牧師として移住したという。

筆者が11歳の誕生日を迎えて間もなく亡くなっている。

とても深くて刺激的な哲学(者)だと印象を受けている。

関連で、ジッドゥ・クリシュナムルティも知った。

ジャン・ポール・サルトルは筆者が高校時代に亡くなっている。

それ故、当時の「倫理・社会」では、ポスト構造主義までの記述であった。

現在の高校で「倫理」の哲学(者)は何処まで記述してあるのかとても興味があるが、上記二者は十分、哲学(者)として学ぶことはとても意義がある、と感じている。

安易に同意を求めず(せず)、自らの思考で(クリシュナムルティは脳と心を区別していて、心を重視しているように見受けられる。自身の中に真実=真理があるという考えであると感じた)真なるものに到達するのが大切であると主張していたように見えた。

そうなのだ。

哲学なるものには唯一の正しい答えがある、というのは、原理的に相容れない。

人の数だけ、その問い、考え、解決策がある、というのが哲学の生命線である。

だから、あなたが生きていて、絶えず、問いを発し、思索し続けている限り、あなたも偉大な哲人なのだ。
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