第２７話　受動意識仮説＝スピノザの説は妥当だった

「心は錯覚」と前野隆司氏は言う。

「自分の考えを発信せよ」ともおっしゃられている。

詳しいことはYouTubeででも動画をご覧になっていただきたく存ずる。

ヴェロニカ麻由さんのおっしゃるピザ１枚の世界のことであろうと推測している。

一方、麻由さんのおっしゃられている、ピザ半分の世界、とは、世界は自分の意識が創っている、と言う考え方・世界観であろうと推定する。

半分の世界でも、自身の考え方・力で世界は創ることが出来る・変えられる、という世界観の方がある意味楽しくはないだろうか。

つまり、自分＝神、の世界である。

とても能動的でダイナミックな世界である。

一方、人生に疲れたり、達観した方であるなら、自由意志などというものの存在を否定しているような、受動意識仮説の世界＝ピザ１枚の世界、の方が楽であり、こちらは流れに乗って人生を揺蕩っていく生き方、他力に身を委ねる生き方、であると拝察している。

デュアリティの世界とノンデュアリティを行き来して、この世界を生きていくのが自分には楽しく感じられるので、場面・時によって、Switchして自由に生きているつもりである。