第7話 6:56YouTubeは「より高い次元からの愛とつながっている」と

文字数 1,147文字

玄関を掃除するため、本体価格95円の日本酒を昨日、購入してきた。アルコール分21度くらいで結構美味しい。塩とこの酒をバケツの水に入れて玄関を綺麗な雑巾で拭けばいいという。
「トイレも掃除しなくては」彼は想った。
しかし、この散らかりようは尋常ではない。まさにカオスの住人である。
この先、運命が何を齎そうと、自分は自らを導いて行けるだろうか。本当は願いがあって、それが絶対かなって欲しいと切望している。自身に正直であることが、遠いようで近く楽な道だ、そう彼は考える。
そう言えば、オーストラリアへ行った白人が現地の人に
「あの動物はなんだ」
と尋ねたら
「カンガルー(わたしは知らない)」と答えたのが、そもそもの名前の由来だったという。
だとしたら、彼は彼女のことを
「カンガルー」なのか、どうなのか‥‥
互いに「カンガルー」だから、「知りたい」と感ずるのだし、「相手を理解したい」というのは既にその人のことを「愛している」ということだと言っていた人がいたと記憶している。
それにしても冷えが半端ない。ビリビリ指先が痛くなっている。
「視野を広げてゆったりかまえる」「流れに乗って行くように」「力を温存しておくように」「自分らしい決断」「与えすぎてもよくない」「他人に頼る」「ライフステージが変わる、誰かと一緒に」「肩の力を抜く」「結果を出すことに拘らなければ結果が出る」「期待をしないで淡々とやる」「楽観的に気楽に柔らかく緩めに」「仲間に恵まれる」「助け合って支え合って」「心地よく結果を出して行く世界の実現」「無理に動かず休養するとラッキーチャンスが」
斎藤一人氏のお話を半年ぶりくらいに拝聴している。「※この動画は聞く人を選びます」と。
心地よさ、つまりエネルギーを変えれば、行ける気がしてきて、決断できる。自然に変わろうと感じ、結果を気にせず、何かを始めれば、気づいたら人生が変わっている。
美輪さんが幸運を呼び込む方法を語ってくれている。「恋愛においても欲望を60%くらいに抑えて相手に接するように」
中田さんが「文明病」について講義している。数万年の呪縛。そう言えば、貨幣が現れて5000年くらいだと以前述べていた。体に対する影響は炎症で心へは不安だという。
驚くほど彼に不安というものはない。多分、2階の自室の屋根から、自らの身をもって、落下の法則、の実験をして、何か大いなる者に護られている、そう感じた時から、安心の中で生きていられている。
「いつ死んでもしょうがない」それが彼の端的な想いだ。
だが、彼女とよく知り合えるまで絶対死にたくはない、それが切なる願いだ。
執着するものがあるから、生き、死ぬる、ことができる。そんなことを言っていた哲学者がいたが、考えるよりも感じたい、実感したいという想いでいっぱいだった。


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