第52話 共に障害を━━

文字数 358文字

一緒に障害を乗り越えるために出逢ったふたり。

そんな風に指摘されるとロマンティックだが、当人同士は結構大変だろう。

昔、釈由美子が
「お行きなさい」
という決め台詞を言っていたドラマがあった。

そのうちの一つのエピソードがとても心に残っている。

「地獄も2人で行くなら怖くない」
と、確かある人物に復讐すると地獄に落ちるとわかっていて、それを果たし、恋人同士は互いの存在を心の支えとして共に地獄に行くことを決める。

何故か、今、その物語を想い出すと、とても感激して‥‥

時の経過、生の体験、様々な葛藤が自分を変えた。

これからも変わり続けて行くだろう。

「愛を学ぶために孤独があるなら意味のないことなど起こりはしない」

16年前、上記の命題を解くことが課題であると公言した。

多分、今なら、それを心底から実感している、そう言えると感じている。
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