第3話 日本語の1番最初の2つ文字

文字数 480文字

即ち、「あい(愛)」について。
愛には「相」手が必要だ。その対象に自身をまず最初に選択すればよいと言われている。
逢ひ見てののちの心にくらぶれば昔はものを思はざりけり
人とのコミュニケートは深ければ深いほどそれを失った時のダメージは大きい。
傷ついた過去があるから、もう、人と関わるのをやめるのか、それとも勇気を持って再び、濃厚な接触に挑むのか。
567とやらでマスクをしていて人の表情も察し辛く、親子間のスキンシップも憚られている、ということを聞いている。
コミュニケーションとは自身のありのままを示し、赤心で相手と接すること。勿論、その相手の選択を間違えぬよう、留意した方がいいだろう。
概念に振り回されず、自身が観念・概念を付与しながら進み行くことを人生としよう。
「書を携えて街に出よう」
どこに行ってもスマホなるものを見ている人が目立つ昨今、眼前の人に関心を寄せ、折りを見て本を開き、一言二言、愛の心から声をかけてみよう。
本当は皆が暖かな温もりを欲している。自らが光であることを想い出し、暖かな世界を身近な人間関係から、波紋が広がっていく如く、最初の一滴の雫となろう。
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