第6話 年は暮れ行くも‥‥

文字数 426文字

なんか執筆せずにはいられなくなってキーを叩いている。日本語としておかしいように感ずるが、パソコンで記しているので正しい表現である。
テクノロジーが生活を変えて行く。大量生産・大量消費のライフスタイルはもう昔のものとすべく、忙しく、勿体なさいっぱいの世界を捨て去ろう。
制作された衣類の半分は一度も袖を通されることもなく廃棄され、廃棄されている食糧を飢えている人々に与えられれば世界に飢餓する人はいなくなるという。
腹一杯食べられているだけでも世界のうちでは恵まれた階級の人間であると認じられるだろう。階級などというものをなくしたい、というのが自分の想いである。
この極寒の中、暖かなストーブがあり、甘酒を飲みながら、YouTubeを流しながら、打鍵できている自分の幸せ・僥倖に大いなる感謝を。
部屋の戸を開けて、久々に明月を仰ぐ。ここ数年、年明け直ぐに神社に詣でることをしていない。厳しい寒気だが、雪はない。この幸せの感謝を捧げるため、詣でよう、そう考えている。
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