第43話 ’98トライアスロン IN 徳之島  (1998年6月17日) 

文字数 690文字

★「スイムの選択」

4月の「宮古島」でも熱中症でリタイアした後遺症は続いていた、アスリートとしても、ビジネスマンとしても。

アスリートの愚痴:
▲朝ランしたいのだが、どうしても起きられない。5時間半の睡眠でやっていけたのは昔のはなしなのだろうか?
▲こんなにも弱くなってしまうのか?ゆっくりとカーブを描くように力が落ちていくのではないようだ。
▲残業になっても8:30からのスイム、体が疲れて2000mでもスピード、切れも無い。

ビジネスマンの愚痴:
■仕事がまとまってくるので精神的タフでないと耐えられないかも、毎日が時間との闘い、仕事をこなすだけ。
■時間がない・・パターンが続いている、こんなことではどうなることやら心配だ。
■仕事場が殺伐とした雰囲気になっている、大丈夫か?

心身ともに疲弊した中で自分を取り戻せる唯一の時間は、やはりトライアスロンだった。
前年に続いての「徳之島」だったが、SUB3仲間が欠場で父と二人だけの遠征、お気に入りの民宿もとれなかった。仕方なくレース会場から離れていたが新規オープンのホテルに拠点をもって6月13日~16日を過ごした。


今回の「徳之島」は嵐のレースだった、その詳細はSUB3会報のレポート原稿にて:



「勇気あるリタイアをお勧めします」・・・というアナウンスを初めて聴いた。
目の前の海は荒れ狂っていた、昔経験した大波の天草とも違う荒々しさだった。
目の前で溺れる競技者を横目で見ながら、岩に砕ける波に向かってスタートした自分の根性に敬意を表したい、今でもそう思っている。


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