第59話 2007ホノルルトライアスロン (2007年5月20日)

文字数 1,142文字

★「故障の迷宮」

職場では営業改革プロジェクトから外れ毎日が暇になった。
そこで近年マイブームの「ホノルルトライアスロン」出場のついでにハワイ島への旅を計画した。
懐かしき1991年「ハワイアイアンマン」以来の訪問、自宅お向かいさんの娘さんがコナに嫁いでいるので彼女にも会ってみたいと思った。
3年連続のホノルルトライアスロン、レースまでのルーティンが出来上がっていた。
5月18日(金)ホノルル着後の、説明会参加、パケット受け取り、夜早々のディナー(今回はCHART HOUSE).
5月19日(土)バイク・ラン刺激、バイク預託、翌日朝食購入、お土産買い物、早めのディナー(今回はSERGIO)
5月20日(日) 3;00起床 レース後ランチ(CHEESE CAKE FACTORY) 、買い物、ディナー(初花)



5月22日 ハワイ島に移動、コナ空港はカジュアルなまま何も変わっていない。
レンタカーでハワイ島観光の予定だったが、宿泊したヒルトン・ワイコロナ・リゾートが心地よかったので滞在型休暇に変更した。
4日の間、知人訪問でコナ市内に行った以外はリゾート内でのんびりした、
食事もすべてリゾート内のレストラン(中華、イタリアン、ハワイアン)を巡り歩いた。




ワイコロナ・リゾートはモノレールとボートでおしゃれに移動する広大な楽園だった。
ハワイ島の楽しみ方はワイキキと違って「何もしない贅沢」、
火山を見ることすらなく4日間文字通りハンモックに横たわっていた。
FUN TRIATHLONのモデルのような遠征旅行だった「2007ホノルルトライアスロン」、
「FUN」という意味ではこの時がピークだったかもしれない。



加齢による故障・・・他人が言うには
「トライアスロンのやりすぎ」による故障に次から次に悩まされていく57歳だった。
6月、愛犬ゴルビーに左中指を噛まれる、気性の激しい男の子だったが 15歳になっていた、
もう飼い主の顔もよくわからなくなっての事故だった。
犬の噛み傷は治癒に時間がかかる、結局1か月通院した。
(ゴルビーはこの年の11月3日に亡くなった、赤ん坊のような健やかな寝顔で天国に行った)。

7月、右足指が痛くて全く走ることができなくなる、いろんな治療を試みたが改善すること
なく10月いっぱいまでランニングができず出場エントリーした9月の「佐渡」は
急遽エントリーをキャンセルした。
そんな状態なのでホノルルマラソンは申し込みすらしないままだった。
鍼灸、患部注射、鎮痛剤を試みたが効果なく、最後には原点に戻って足・指のマッサージに
専念した結果年末には最悪の状態から脱したが、再起動は翌年に持ち越してしまった。

2007年は、終わってみれば「ホノルルトライアスロン」一本のみ、
故障の時代の始まりになった。

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